ケント×ミネ成代if話 付き合ってる設定 「ふ、ぅ…んっ、ふ…」 「…っ、はっ…、」 「ケントさ、くるし…っ」 私がそう言うと名残惜しげに離れるケントさん 「すまない、苦しかっただろう」 「いえ…大丈夫です」 私が笑顔を見せてもこの人は眉間に皺を寄せたまま 「私は君に、口付けをする時どうしても自分を抑えることが出来ないんだ…すまない」 「そんな、私は、嬉しいですよ?」 「嬉しい?」 嬉しいと言う言葉に彼は怪訝な顔をする 「だってそれって私のことが好きで好きで抑えられない!ってことですよね」 「なっ!?」 「だから私、ケントさんに求められるの好きなんですよ」 「き、みは、女性がそんなことを言うのはどうかと思うぞ、もっと言葉を選べ。私だったから良かったものの他の男に言ってたら君は……いや待て、君がそんなことを私以外の男に言うなんてそれこそダメだ、君に触れて良いのも触れられるのも私だけの特権なんだからな」 「……あの、ケントさん」 「ん?どうした?」 真っ赤であろう私の頬を見てケントさんは首を傾げる そんな仕草にキュンとしたけど、けど! 「今、すっごい恥ずかしいことを言ってた自覚、ありますか?」 「………………っ??!!」 ケントさんも漸く気付いたみたいでその頬を赤く染め上げる 二人揃って頬を染めて俯くってなんだか、変なの 「ふふ」 「、笑うな」 「だって、なんだかおかし、ふふ…っん」 ちゅ、と辺りにリップ音が響く 「笑った罰だ」 「もう、」 「ミネ」 「なんですか?」 「苦しかったら、言ってくれ」 「んっ」 返事を待たずに口付けをするケントさん キスしてる時にどう苦しいって言えばいいんだろうって思ったけど、まあいっか 私だけ触れる特別な場所 (「(ケントさんって以外とキス魔だよねー…それより私数学の課題見て貰いに来たのに、ケントさん忘れてるだろうな)」) (「(苦しくないだろうか…しかし先程私に求められるのが嬉しいと言っていたし、少し先に進んでもいいのだろうか…でも彼女は私に信頼を置いてくれている、もしもその信頼を裏切ることになってしまったら……いやしかし...etc.etc.)」) |