突発的な夢 | ナノ
先生と私、と副会長!?
Vitamin Z
加賀美蘭丸vs方丈那智
ヒロインはclassA
可愛くて頭が良く人当たりもいい優等生
那智と仲が良く登下校や昼食、何かをする時に一緒になることが多い為周りからはお似合いカップルと言われる
ヒロインは否定も肯定もしない
いつも笑って流す
那智も満更でもない
寧ろこのまま周りからの囃し立てにあわよくばくっついちゃおうって考え
既成事実って感じ?機会を虎視眈々と狙っている
けど実はヒロインは蘭丸と付き合っている
那智との事を否定しないのは蘭丸との事をバレないようにする為だったり
「お前さ、いい加減方丈弟との事否定しろよ」
「だって仕方ないじゃん。ランくんとの事をバレないようにする為だよ……それに那智くんは親友だし」
「けどよー…」
「ふふ、ランくんヤキモチ」
「っせぇーよ」
「ん…っ」
「ハァッ、好きだ」
偶々こんな会話して抱き締めあってキスしてるとこを那智に目撃されてしまう
那智は呆然
「な、んで」
「ちょっと待ってよ、加賀美とのことを隠すために否定しなかったってこと?」
「親友?俺は……っ」
それから絶望………かと思いきや色々吹っ切れる
今までヒロインに嫌われたくなくて出来る限り優しくと、自分をセーブしていたけど利用されてた自分が惨めに思えヒロインに素を見せるようになった
「ねぇ」
「あの、那智くん?どうしたの?」
「好きだよ」
「、え」
「あんたが好き」
「えっと、私は友人として那智くんが好き」
「………いいの?」
「なにが、」
「あんたが俺の告白を断ったら加賀美に迷惑掛けることになるよ〜」
「っ!!?」
「いいのかな?あんたと加賀美の関係がバレても」
みたいな脅し?
でヒロインは泣きながら蘭丸に別れを告げるけど勿論蘭丸は納得いかない→泣き止ましてから理由を聞き出そうと抱き締めている所に那智登場
「俺の彼女に手出さないで貰えませんか?加賀美せんせい」
「はぁっ!?何言って」
「…っ……」
何となく事情を把握する蘭丸
色々話し合ってヒロインと蘭丸は別れることに
でもだからと言って那智と付き合うわけでもない
ヒロインの卒業まで正々堂々とフェアに勝負をするって話が纏まる
蘭丸は元々恋人ということでヒロインの気持ちが傾いているけど、教師としての立場上堂々とアプローチが出来ない
那智はそこら辺有利
ヒロインが寂しい時とか何時でも傍にいることが出来るし、悪く言うなら付け込む事が出来る
周りからもお似合いカップルって言われてるしね
最終的にどっちとくっついても良い
個人的にはどっち付かずENDがいいなー!
ヒロインは卒業までの期間で那智も好きになってしまう
そんなどっち付かずな自分なんかより二人にはこれからも出逢いがあるし他に好い人が現れると二人の告白を断る
けど二人はそれを更に断る
結局那智の提案で三人で暮らすことに
「どっちか選べないならどっちも選ばなくていいよ」
「那智、くん?」
「俺たち二人と付き合おーよ」
「おいおいおいお前何言ってんだよ」
「え〜じゃあ加賀美せんせいはいいの?このまま彼女を失っても」
「なっ!」
「三人で暮らしてさ、楽しそうじゃない?」
「まぁ、楽しそうだけどよ」
「俺は彼女さえいてくれればいいし」
「それは俺だってそうだよ!」
「じゃ、きまり!」
「待って、そんな…」
こんな感じに那智に丸め込まれて二人と付き合うことになり三人で同棲を開始
ここで一旦完結かな
次に同棲編ってことで相変わらずの蘭丸vs那智を書いてみたいです
◇◆2011.12.25
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