服
次は服の着色に移ります。
服の中でも薄い色から塗っていきます。
羅綺のシャツの袖口を0番で下塗りした後、W3で一番影になる部分を塗ります。W1を重ねてグラデーションを作ったら、更にW0で全体を馴染ませます。最後にW1で髪の毛の影を入れました。
同じ要領でシャツの襟、純のドレスのフリルの影になる部分にBG10を塗ります。
ドレスを塗ります。
服を塗る時は、色に深みを出す為に、基準になる色を決めたら影の部分を２色ほど、光の当たる部分を２色ほど決めて塗ります(少ない時もありますが)。今回のドレスにはR29を基準に５色使いました。
0番で下塗りをした後、一番影になる部分にR59を塗ります。R59が乾かないうちにE08、R29、R05と重ねてグラデーションにします。
一番光の当たる部分にはR02を使っています。
パーツごとにこの作業を繰り返していくと、こんな感じになります。
羅綺のシャツは、0番の下塗りの後、T8、T6、T3の順で塗っていきます。
ネクタイに0番で下塗りしたあと、B97、B93の順で塗りましたが、深みが足りない気がしたので影になる部分にT6を置いて深みを出しました。
次にベストを塗ります。0番で下塗りした後、N10、N8の順で塗っていきます。
濃い色はムラになりやすいですが、上から１〜２段階薄い色(今回はN6)を重ねるとこんな感じで目立たなくなります。
純のドレスの袖口もベストと同じ要領で塗ったら、服は終了です。
- 6 -
Prev | Next
