線画
@ラフ
コピー用紙に大まかにアタリをとって全体のイメージを決めたら、細かい部分を描き込んでいきます。このラフの段階で線画の良し悪しが決まってしまうので、ある程度細かく、顔のパーツを中心にこのくらいまでは描き込みます。髪の毛などは大まかな流れのみ、髪飾りのバラも大体のアタリだけ描いておきます。
A下絵
今回の着色はKMKケント紙を使うので、ラフをKMKケント紙にシャーペンでトレースしていきます。ラフの段階では要らない線もそのままになっているので整理しながら。髪の毛やバラも、この段階でしっかり描き込みます。
Bペン入れ
コピックマルチライナーのワインレッドとウォームグレイを使い分けながら、下絵にペンを入れていきます。手前と奥を意識しながら、タッチを付けていきます。マルチライナーは付けペンと違って手首の力の入れ具亜で線に強弱を付けることが出来ないので、太さの違うペンを使っています。二色のペンでそれぞれ0.1と0.05を使っているので、一枚のカラーイラストの線画で4種類のマルチライナーを使います。
主線を目立たせたくない箇所はウォームグレイでペン入れ。いつも髪の毛と瞳のアタリはウォームグレイを使っています。その他レースやフリルも基本的にウォームグレイです。
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