嫉妬心 TOX/ジュード/狂愛

ジュードが地味に狂います。
大丈夫な方のみどうぞ(^-^)



「あールヴィン、ちょっといい?」
いつものように稽古を付けてもらおうとアルヴィンに話し掛ける。
「お?どーした?ナマエおじょーサマ?」
いつもの調子でおちゃらけた雰囲気で反応するアルヴィン。
「稽古してーっ!」
飛び付く勢いで飛んでいく。
皆はよくスキンシップが過ぎてるとよく怒られるが癖でそうなってしまう。
「おーお、今日もナマエおじょーサマは積極的だな」
相変わらずとして、アルヴィンは茶化す。
「なによーそれー」
アルヴィンの言ったことに対していちいち反応しているときりがない。
「だが残念だけど今日は稽古してやれないんだ」
肩をすくめておどけてみせる。
「むぅ〜つれないの」
「そう、俺忙しい男なの」
手を離すとアルヴィンは歩き出し、こちらを向いた。
「また暇のあるときな、」
「絶対だよ!」
そう叫ぶとアルヴィンは片手をあげ立ち去っていった。

それを見る者が居るにも関わらず。

「ねぇ、ナマエ、ちょっと話があるんだけど…」
少し困った顔のジュードが来た。
「え?私でいいなら」
困った顔を見せられては断れない。
「うん、ありがとう…ここじゃあ話辛いからあの小屋でいいかな?」
ジュードは誰も居ない小屋を指差し、歩き出した。
「うん…」
一瞬驚いた。
ジュードがあんなに人気の無い場所を選ぶなんて。

小屋の中に入り、中を見渡す。
特に汚れは無く割と綺麗な所だった。

ーーパタン

「…え?」
突然扉が閉まった。
どうやらジュードが閉めたらしい。
そしてーー。

ーーガチャッ

カギが閉められた。
「ジュード…どういうつもり…」
少し身構えて、反応を待つ。
「ナマエが悪いんだよ…?」
俯いたジュードから出た最初の言葉がそれだった。
思わず身構えた体を解いてしまった。
「転泡!」
突然強い足払いの技、転泡を出された。
「きゃっ…ジュード…?」
その目にはいつもの優しい光は宿ってはいなかった。
まるで別人のように。
私が倒れたのを良いことに手足を縛り付ける。
「いたっ…ジュード…どうしたの!目を覚まして!」
うつ伏せの状態で叫ぶ。
「何を言ってるの?ナマエ?僕はちゃんと起きてるよ」
縛る手を止めずに答えた。
「違う、こんなのジュードじゃない!」
きっと私は今とってもいけない事を言ってしまったと思う。
私を縛り付ける手が止まった。
「いっ…ああっ!止めて!ジュード!」
更に強く縛り付ける。
嗚呼、痛い。
イタイ。
止めて。
「ジュード!あなたは本当にそれで良いの!?」
ジュードの内側に問い掛けるようにして叫んだ。
手を止めたが、今度はジュード自身が頭を抱え苦しみ出す。
「ジュード!負けたらだめ!」
私はほぼ半泣きだった。
少しの間苦しそうな声で頭を抱えていたが、不意に倒れた。
「ジュード…!ジュード!」
足は緩くなっていたので体を起こし、座った。
「ジュード!起きて、ジュード!」
縛られた手でジュードを揺さぶる。
「ごめん…ね…」
無意識なのか絞り出すように言葉が出てきた。
「ううん…私なら大丈夫だから…ね…?」
答えはしないだろう言葉を返す。
「う…うぅ…」
ゆったりと目を開けたジュードの目には涙が浮かんでいたーー。







はい、下手長ですねー(*´▽`*)
今回は狂愛書いてみましたー(駄作orz
上手くジュード君が書けなくて何か取り着いたよネタになってしまいましたね(^-^;)
まだまだ焔ちゃんの文章力に追い付かないけれども頑張っていくので生暖かい目で見守ってやって下さいm(_ _)m
Thank you☆彡

闇憂
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