どこでも名無し・ノリノリ桐生さん

【どこでも名無し】

「桐生さん〜!!」

神出鬼没で、まるで真島のような名無し。
彼のようにケンカを吹っ掛けてきて、苦戦しながら彼女を負かしてきた。
名無しは、東城会直系の組長。
一瞬の油断も出来ぬ相手なのだ。

「ケンカしよー!桐生さん」

名無しにゴチャゴチャ言っても、結局ケンカが始まるのだから、つきあうしかない。
桐生は、ため息をはいた。

「仕方ない…」

回復のタフネスエンペラーを持ってるか確認して、ケンカは始まった。


【ノリノリ桐生さん】

「名無し〜!イエーイ!名無し〜!イエーイ!」

桐生さんとカラオケに来てる。
遥ちゃんのKONNANじゃないっ!の合いの手を磨きたいとお願いされ、熱唱する。
曲が終わり。

「悪いが、これも頼む」

「はい…」

結局遥ちゃんの曲を全部歌った。

「ありがとな。これで遥も喜ぶ」

「お役に立てて良かったです」

呼び出された理由が、遥ちゃんの為だったのだが、普段見れない桐生のノリノリの合いの手を見れて、まぁいっかと思う名無しでした。




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