物語の筆
2012/07/11 17:56
とは言っても、プロットも書いたり書かなかったりまちまちです。
折角なんで梓くん短編で。
*プロット(なのかも最早わからない)
書きたい台詞を考えたりシチュエーションを書いたりします。
ここが書きたい!というところを先に書いて、そこから肉付けすることが多いです。
場所はブツ切れですが、なんとなく書いていきます。
今回だと↓みたいな感じ
先輩後輩、恋人未満。
「この腕に飛び込んできては下さいませんか?――僕の織姫様。」
広げられた腕に、今まで見たどれよりも柔らかな笑顔に、胸の奥が甘く締め付けられる
「…い、」
「い?」
「一年に一回とか…嫌だよ…?」
「もちろんです。ずーっと、傍に居ますよ。」
的な。今回はこれ使いたくてここから考えました。
見ての通り、通り過ぎたはずの七夕ネタ。しかしすたすかなら七夕はやらなくては、と思って。思って。←
*がーっと書く。
書きたい心理描写は先に書きますが、基本は台詞を先に考えます。
立ち位置とかそういうのもあとまわし。
気を付けているのは会話だけにならないこと。それもうただのプロットや、小説違う。というのは常日頃思っております。
立ち位置がちゃんとわかるようにすることと、心情が読者様に伝わるように心がけてる、つもり。つもり。
とりあえず、会話
一部抜粋↓
「でも意外だな。」
「え?何がですか?」
「だって梓くんなら、ロマンの欠片もなくアンドロメダ星雲との比較とか始めたりするのかと思った。」
「そりゃぁ、そういう話も興味はありますけど、TPOは一応わきまえていますよ。」
「好きな人の隣でそんな話、野暮じゃないですか?」
星の瞬きで、綺麗なアメジストの瞳がいつもよりも綺麗に輝く
その柔らかな瞳に映し出された自分は凄く間抜けに目を見開いていて、梓くんの言葉を理解するまで結構な時間がかかったと思う
「…え?」
「あれ?聞こえませんでした?だから、好きな――」
「わわわ!聞こえた!全然、聞こえたっ、け、ど…」
的な。
書けるところは書くけど、残念なことに私の脳みそは次から次へといろんなことを忘れていくので、思いついた台詞優先です。
これしないといつも何だったっけ…_(:3 」∠)_となるんです、本当に。
で、肉付けしたのが↓
「でも意外だな。」
隣を見つめて小さくそう紡げば、ラムネを飲んでいた梓くんが不思議そうにこちらに向き直る
「何がですか?」
「だって梓くんなら、ロマンの欠片もなくアンドロメダ星雲との比較とか始めたりするのかと思った。」
なんて言っても宇宙科。
そういうことに一番長けているのだから、そういう談義をし始めても正直おかしくない(下手をすれば月子もしかねない)
純粋にそう思ったからありのまま伝えれば、梓くんは面白そうにくすくすと身体を震わせた
「そりゃぁ、そういう話も興味はありますけど、TPOは一応わきまえていますよ。」
「…まぁ、確かにこんな綺麗な星空の下で科学の話は、あれだね。」
「それもありますけど…」
梓くんから星空に戻した視線を咎めるかのように、そっと頬に少し冷たい体温が触れる
優しい手つきで視線を合わせるように上を向かされ映ったのは、星の瞬きと、梓くんの吸い込まれるような瞳だけ
「好きな人の隣でそんな話、野暮でしょう?先輩。」
綺麗なアメジストの瞳がいつもよりも色濃く綺麗に輝く
天の川にも負けないくらいのそれに映し出された自分は凄く間抜けに目を見開いていて、梓くんの言葉を理解するまで結構な時間がかかってしまった
「…え?」
「あれ?聞こえませんでした?だから、好きな――」
「わわわ!聞こえた!全然、聞こえたっ、け、ど…」
的な。(しつこい)
がんがん加筆修正しますので、色々文が減ったり増えたりします。
こんな感じで書いていって、一晩寝かせて最後に全体見てからアップー、という流れですかね…。
…伝わったかな?これ。
あと、〜だった。〜だった。みたいに、同じ文体で終わらないようにしています。
〜だった。のあとは〜だったはず。みたいに、同じ過去形でも何かしら変えています、大概。
何か気持ち悪くて…まぁ所詮自己満足。
パソコンで書くときもあれば手書きの時もあります。
手書きは解読がいつも大変ですが、あれはあれで楽しくて好きです(笑)
で、最初に何か詩的なのを入れるのが好きなんですが、今回はまだ未定…。
あれもあったりなかったり、雰囲気に合わせてですが。
Twinkleのときはなるべく入れるように心がけておりました、とかこっそり言ってみる。
そんな七夕話、ちなみにこれ、まだ書いてる途中(笑)
ですのでもう少々お待ちをー!!
あ、拍手レスも今週中にはします!
いつもいつもありがとうございます!!
ではでは!!
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