欲心
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『反省してるよ……』
なまえの性癖が思わぬ所で現れてから相名前は楽しくて仕方がない。
普段から感情をコントロールする事が多い相名前に、
なまえが大なり小なり不満を持っている事も当然分かっている
付き合いはまだ浅い二人、相名前が率直になまえを求める事がほとんどなく
なまえが別の男の話をするのは自分の気を引きたいが為にする事…それがなまえからの
相名前が足りない合図。
「……」
『ねぇ相名前……』
返答はないままDVDをセットし、照明を落し部屋を出ていった。
『…いや、だよぉ…』
そんななまえの小さな呟きは泣きわめく女の声にかき消された…
酷い!酷いわ!そんなに何人もいる女の一人だったなんて!
この私が────!!プライドが高い女とほとんどを投げやりに過ごす男が一人
だから俺、そう言うのイヤなんだよ、楽しけりゃ良いじゃん
……でもマナミが別れたいって言うんなら俺、全然へーキ。じゃ……
言い終わる前にもう歩き始めている………‥‥
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