「うーん、今日は暇だな!」

「そうだな」

「なんだよ、暇なんだから何処かに行こうよファルコ」

「俺は忙しいんだよ」

「そうだったな、ファルコってばウルフと喧嘩して廊下に穴開けたんだよな!あはははは!」

「静かにしてろよ、集中出来ねぇ」

「はははは!はっ!それ、で、反省文書かされっひっひひひ」

「頭撃つぞフォックス」

「ははははははははははは!!」

「てめぇ…!!」

「フォックス!」

「ひっひっひっ…なんだ、ディディーか」

「ちょっと来てフォックス!ドンキーが大変なんだ!」

「何だって!?今行く!じゃぁなファルコ!」

「とっとと出ていけよ」

カタカタカタカタカタカタカタカタ…

「ちっ、なんか気に入らねぇ、パソコンでやると目が痛くなんな…ちょっと寝るか…っ?なんで窓開いてんだ?」

「よぉ!」

「…!?てめっ!?なんでここに…!!」

「おいおいそう怒るなって、今日はお前を殺しに来た訳じゃねぇよ」

「殺…!?」

「あれ、言ってなかったけか」

「聞いてねぇよんなもん!!」

「まぁいいや」

「よくねぇよ!」

「ってかなんで俺ってそんな怒りっぽいの?」

「てめぇが来たからだ!!」

「怖いなっ!いきなり蹴りを入れるなんて、俺が何かした?」

「つか出ていけよ、邪魔だ」

「へぇ、反省文ね」

「おい!勝手に見んなよ!」

「何々…『今日は廊下に穴を開けてしまい申し訳ございませんでした、今後はしっかり力の加減を考えて喧嘩をします』…?」

「な…!何だよ…」

「…はぁ…」

「だから何だよ…」

「邪魔したな、帰るわ」

「うぉっい!!待てや!」

「ってぇ!!踏むな俺のチャームポイントの可愛い尻尾を!!」

「きめぇこと言ってんじゃねぇよ!」

「こんな力強く踏んだり殴ったりするから穴開くんだよ」

「るせぇ!何でため息をついたんだよ!」

「言っても泣いたりすんなよ?まぁこれから啼かせてやってもいいんだが」

「泣かねぇよ!それから普通にそう言うこと言うな!」

「じゃぁ言うぞ」

「言えよさっさと」

「お前がとんでもなく"バカ"だから」

「あ?」

「だからよ、"バカ"なんだよ"バカ"」

「二回言うな、それからバカを強調するな」

「お前がとんでもなく"バカ"だからため息をついたんだよ」

「てめぇ今ので四回目だぞ」

「数えてる暇あんなら書き直せせよ俺」

「何回も書き直してるよ!」

「その結果これか」

「今ちょっと休もうとしたんだよ!そしたらお前が来たんだろうがッ!」

「そーかそーか、まぁがんばれな」

「チッ、やっと帰った…」

ブーッブーッブーッブーッ(携帯)

スマブ携帯
スマブラ界専用の携帯。スマブラメンバー全員が所持している。

「メール…?誰から?」


---------------------
From:素敵な俺
To:俺
Sab:"バカ"な俺へ
---------------------
もうちょい考えてから
反省文書くことをおすすめするぜ
mg( ^д^)プギャー
---------------------


「あ?何だとこの野郎…!!つかなんで俺のメアド知ってんだ!?あとなんでアドレス帳にあいつの登録してあんの!?」

「うぜぇなこいつ、アドレス帳の名前変えとくか…うるせぇなバーカと…」

ブーッブーッブーッブーッ

「来るの早ッ!」


---------------------
From:ウゼェ奴
To:俺
Sab:いつでもお前を見ている
---------------------
何がバーガーだよww
打ち間違い乙ww

    m9
     ノ
プギャー (^Д^)
    ( (9m
    < \
---------------------


「何こいつ!?マジ意味わかんねぇ!なにがいつでもお前を見ているだよ!!しかも顔文字上手いな!!」

「死ね、でいいか」

ブーッブーッブーッブーッ

「はええな」


---------------------
From:ウゼェ奴
To:俺
Sab:お前んちおっばけやーしき
---------------------
さっさと終わらせな。
あとお前打つのおせぇな(^д^)w
---------------------


―この野郎…!!
―ふざけんなよ!!

ブーッブーッブーッブーッ


---------------------
From:ウゼェ奴
To:俺
Sab:ラヴ注入!
---------------------
今ふざけんなって思っただろ?
俺はふざけてないぜ?
邪魔してるだけだ、
お前を啼かせたいぐらい邪魔したい。
---------------------


「エスパーかッ!邪魔すんなよ!!この変態野郎!」

ブーッブーッブーッブーッ

「またかよ!!たく!死ねメールすんな!!」

ブーッブーッブーッブーッ

「しつけぇな…!」


---------------------
From:フォックス
To:俺
Sab:no title
---------------------
いきなりなんだよ!
酷いじゃないか!
せっかくお前を心配して
メールしたのに…!
心配しちゃいけないのか?
そうなのか?
なぁ心配しちゃ(以下略
---------------------


「…!?フォックス!?」

「やべ、フォックスメールめちゃめちゃなげぇんだよな、返すのめんどくせぇ」

ブーッブーッブーッブーッ

「今度は何だ」


---------------------
From:ウゼェ変態野郎
To:俺
Sab:お前の母ちゃんプラスチック!
---------------------
今フォックスと間違えた!
ひーっひーっ腹いてぇw
アハハハハハハ!!
---------------------


「いい加減にしろよ!!しかも件名聞いたことある台詞だな!!」


メールと反省文に悩まされるファルコであった。


End.



メールネタしてみたかった。
携帯ぐらい持ってると思って…
またメールネタしよう、めっちゃ楽しかったww←



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