「え、えっと…僕でいいのかな?」


『今回のゲストは影山輝くん!』
『前回はマサキだったから放課後ケミストリー組だね』

『荒れた…あれは夏目が荒れた回だった』
「え…?夏目くんが荒れたの…?」
『そんなことないよ〜』
「そ……その笑顔が怖いんだけど…?」

『気のせい気のせい』
『大丈夫だ問題ない』
「なんかそれネタ違いません?」
『気にするな』
「はぁ……」

『大丈夫輝には荒れることはないと思うから』

「そう思いたいよ…!」
『輝くんは普通にしてればいいんだよ?』
「そうなんだけど…」

『なんだかんだで実は影山はここにいる誰とも絡んだことがないからな』
『あ……そういえば』
『天音が考えなしだからしょうがないね』
『ごめんね輝くん…』
「ううん別にいいんだけど…」

『じゃあ狩屋も影山もここで初めて会話するのが多い訳か…』
『いい加減他校のキャラともゲストに呼べないいのに』
「どうせなら制覇したいとからしいけど…」

『これからどんだけこのラジオするつもりなんだろう…』
『でも他校の人が来てくれたら嬉しいな!』「幅も広がりそうだよね!」

『(1年生がきゃっきゃしてる…)』

「どうかしましたか神北先輩?」

『いや…なんでもない(純粋過ぎるなぁこの子達)』

『そう言えば輝くんって"うぎー!!"ってよく言うよね?』
「あれ?あれはなんていうか…気合を入れる時の癖というか…ね?あるでしょそういうの」
『癖…ねぇ…』

『あー…癖っていえば僕アイスの棒噛む癖あるなー…』
「そうそう、そんな感じ。奏ちゃんと神北先輩はないですか?癖」
『私?私は……あ!音楽を聴くときに目を瞑っちゃうことかな?』
『そうだな……本を読むときに足を組むことか…?』

「いろんなジャンルの癖出きたね…」
『あっはは〜それぐらいしか癖って出てこなくて!』
「にしてもアイスの棒って…今4月だよ?」
『え?冬とかもコタツでアイスとか食べない?』
『わかる!夏にお鍋とか食べたくなるよね!』
『意外にも庶民的だな…』
『あんまりやらせてはくれませんけどね』

『あ、アイス当たった』
「え?今食べてる設定だったの?」
『うん』
『…ホントに棒に噛み跡がくっきり……』

『癖って自分で思ってみてもなかなか思いつかないかも…』
『奏ってシャーペンで字書こうとするとペン一回回してるけどそれ気付いてる?』
『え、嘘っ!?』
『それ僕も時々やってる!』
「そういえば夏目くんやってるよね」
『うん。結構癖なんだペン回し』

『私完全に無意識だった…』
『そういうのは誰かに指摘されて気づくことも多いらしいからな』


『あれ…なんかこのラジオがまともに稼働してる…!』
『…確かに』
「あはは」
『これも輝くん効果だね〜』


ってことでとりあえず


「『『『うぎーー!!!』』』」



『楽しいことは過ぎるのが早くて第9回は終了の時間です』
「久しぶりにゆったりできた気がするよ〜」
『マイナスイオン振りまいてるんだよ影山は』
『ですよね〜。僕もそう思うよ輝』
「僕が?」
『またこの面子で集まりたいねっ』
「(…なんか誰かから射殺されそうな視線がというか寒気が)」
『気のせいだ』
「あれちょっと梨桜さん今心読みました?」
『気のせいだ』
「え…?」


『ゲストリクエスト、質問も募集中ですのでよろしくね〜!』

『では、また次回!』
『お疲れさまでした』




ありがとうございました!
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