『たしぎ先輩大変です……スモーカーさんが私に靡いてくれない理由がわかりました…』
「な、なんですか?今回は本当に深刻そうな顔ですね」
『ヒナ大佐ですよ…』
「大佐?」

『あんなダイナマイトばでぃを日々見ていたなら…そりゃ私なんかに見向きもしないわけです…』

「(……珍しく本当に凹んでる…)」

『うぅ…たしぎ先輩、私しばらく乳製品しか食べません…』
「そ、そこまで無理しなくてもいいんじゃないですか?」
『だって……だって…』


「たしぎ、アレシア。任務だ行くぞ」


『…スモーカーさんのばかあぁあああ大好き愛してるぅううううう!!』



バターン



「…なんだアイツは」
「しばらく放っておいてあげて下さいスモーカーさん」
「言われずともあぁなったアレシアとは関わりたくねェ」




恋する乙女の苦行

(とりあえず現場急行だな)
(あの様子だと指名手配犯殺しかねませんよあの子)