「あ、今日はアリスのアップルパイがあるー」
「ということは昨日深夜に替わってたんだな」
「俺はいらねーからお前らさっさと決めろよなー」

『きゃすー』
「よしよーし」


「…キャスケットお前、勝手に1きれ食べただろ」
「勝手じゃねーし。夜中に水飲みに来たら丁度アリスがくれたんだっつーの」
『わたしが?』
「おう。美味かったぞー」

「…つまりそれを事実だと証明する者は大人アリス以外にいないわけだ」
「は?」
「お前がアリスの許可など貰わずに勝手にアップスパイを食べた確率の話をしている」
「え?そうなの?キャスケットズルいー!」
「ちゃんともらったっつの!」

「しかし証拠はない」

「……」


「この件はキャプテンに「だから…!ホントに貰ったんだって…!」

『?わたしもパイたべていー?』
「アリスはいいよー」




しんじてもらえないキャスたん