『倉間との身長差について?』


いきなり、なまえー!って叫びながらやってきた浜野が言った言葉を思わず復唱する。
なにかと聞けば、倉間が凄い気にしてたんだよねー。って、浜野、面白がってるでしょ。


「で、ぶっちゃけどう思ってんの?」


『んー…、別にどうも思ってないよ。』


浜野は思ってたことと私の解答が合ってたのか、あ、やっぱり?って顔をした。
私はもともと、小さい彼氏でも気にしませんが?


『だって、倉間は気にしてんのかもしれないけど、相手のことが好きなんだったらそれでいいじゃん。』


「へーぇ…。それって、小さくて可愛いとか含めて?」


『…それも、あるけど…。』


倉間って、なんだかんだ格好いいじゃん。サッカー楽しそうにやるし、ちゃんと影で努力してるし、そういう意外と頑張ってたりするところも好きなんだよね。
そう言うと、浜野はにやにやしながらふーん。って言ってきてなんだか恥ずかしさがやってきた。


なんなのよ、全く…。


 


「#年下攻め」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -