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star☆raizu
「料理の上手い人は?」



カエン)「絵梨って料理上手いよね」

エリ)「そ、そんなことないよっ…!! まだ、練習中なの」

カエン)「へぇー… でも上手だよ!! 絵梨の手料理食べれる将来の旦那さんは幸福者だよ〜」

エリ)「…!!」



あ、絵梨の顔が赤くなった。
なにを想像したんだろう…?



カイ)「おい、勝手にどっか行くなよなぁ〜!? お前を護衛する俺が大変じゃないか!!」

カエン)「あ、カイ …相変わらず、態度悪いなぁ」

カイ)「あぁ? お前がラフな接し方の方が良いって言ったんじゃないか」

カエン)「そんなこと言った? あれっ…? …言った、のかな…?」

カイ)「言った言った」



でも、ラフ過ぎると思う。
僕は一応、王子様でカイはその護衛なんだから…。



エリ)「さっきの話の続きだけど…」

カイ)「話の続き?」

エリ)「ナティアさんって、料理上手そうだよね 小器用そうだし」

カエン)「あぁ、そうかも そう見える 几帳面そうだし、身なりも休みの日でもきちんとしてそう」



一人暮らしが長いって言ってたし。



カイ)「バカだな …人は見掛けによらないんだよ」

カエン)「え?」

カイ)「包丁握れば怪我するし、料理は作れないし、休みの日は一日中部屋でゲームだぜ? たまに近場をジャージ姿で出掛けたりするけど」

カエン)「………え?」



あの、彼が…?
ちょっ…、ちょっと待ってよ…!!
彼のイメージがー…。



カイ)「あぁ、それからなっ!!」

カエン)「カイ…、もう良いよ…やめて」

カイ)「あぁ?」



は 見 掛 け に よ ら な い



>>秋空鈴音のひとこと


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