1,500カラットのガラス玉
I had nothing. But now I have you.
第1部 流川と先輩 篇
01.
うつくしいひと
02.
目も眩みそうだ
03.
100円玉の重さ
04.
木漏れ日も嫉妬する
05.
バニラアップルをひと振り
06.
無機質なまなざし
07.
あなたの手を引いた
08.
おなじ目線で
09.
熱さえも奪うほどに
10.
たなびく乙女の髪
11.
リノリウムを駆け抜けて
12.
結わえた言葉をひとさじ
13.
指先が踊る
14.
そして僕はささやいた
15.
眠りに落ちるその前に
16.
君がすきだと叫びたい
頬に影を落とすまつ毛の合間から、冷たく真っ黒な瞳がこちらを見つめている。気圧されるほどの美しさを携えた少年が、そこに立っていた。
――「うつくしいひと」
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