3P
「え、わ、ちょっと!―きゃぁっ!!!」
喫茶店を出た後、少し歩こうということになったのだが、どういう訳かホテルに連れて来られベッドへ押し倒される。
「こうして欲しかったくせに」
いつの間に頭の方へ回ったのか、ローンウルフが○○の上半身を持ち上げ、自分の胡坐の上に寝かせる。そして、しなやかなな手が胸の方へ伸びて来た。
「ちょっと、やめて・・・っ!!」
「“やめて”?、ならばどうしてここに来るまでに抵抗しない」
「う・・・」
自分の腹に唇を寄せるエージェントの言葉に、○○は何も言い返せなかった。
確かに抵抗するチャンスは幾らでもあった。「行くぞ」と腕を引かれ連れて来られただけで、男二人に羽交い絞めにされたとか、手足を封じられたなどという「無理やり」ではなかった。簡単に振り払える程の強さで腕を引かれただけだった。
「さぁて―」
「やぁっ」
ローンウルフには上半身の服を、エージェントには下半身の服を同時に脱がされる。一人ではなく二人の男にされていると思っただけで、服を脱がす行為だけでもぞくぞくした。
「白々しい声だな」
頭側に居るローンウルフが身を屈めて耳元で囁いた。そして胸の頂きを弄ぶ。
彼の胡坐の上に寝ているせいで、彼に触れられるのがよく見える。弄んでいるというのに、これでもかという程の優しい触り方。それが尚更に○○の興奮を煽る。
「ん・・・ふぅ・・・」
○○は堪らず声を漏らした。
「いいねぇ・・・」
ローンウルフは先程と同様耳元で囁いた。そして自分の舌を○○の耳の中へ挿れる。
そんな二人の声を聞いて、○○の下半身に居たエージェントが顔を上げる。
「おいおい、俺のことを忘れられちゃ困るんだが。二人だけで楽しんでちゃ面白くないだろう?」
そう言うと、エージェントは口の端を吊り上げた。
「あぁんっ!!!」
エージェントの中指が勢いよく○○のソコに侵入した。濡れ具合を確認してからでなくては相手のソコに痛みを与えてしまうのに、○○のソコは「痛み」など皆無であるかのように、いとも簡単に彼の指を飲み込んだ。
「あっ、あっ・・・!」
「いい声で啼くねぇ・・・」
エージェントは、ソコの中に突き立てた指を小刻みに動かす。
「○○、見ろよ」
○○の脚を大きく開かせ、ソコを弄ぶ自身の手元を見せつける。そして、○○の視線がソコの方へ向いたのを確認すると、その手を勢いよく引き抜いた。
「あんっ!!」
ソコから溢れ出た蜜がエージェントの肘の方へ伝う。指先でその蜜の存在を確かめるようにして動かせば、指先と指先の間で糸を引いた。
「どうだ?」
その手を、エージェントは○○に見せつける。
「“どうだ”って訊かれても・・・」
肩で息をしながら、目の前の彼の手を○○はぼうっと見つめた。
「物欲しそうな顔してるな」
「あぁんっ!あっ!」
今度は二本になったエージェントの指が、○○のソコを勢いよく満たした。
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