イイング救出大作戦!

「○○」

 フィンは○○の中から指を引き抜いた。○○の腰を掴み、痛い程に立ち上がった自身の真上に来るようにする。そして、○○の腰をしっかりと固定し、自身を一気に彼女の中へと埋めていく。

「あっ・・・フィ、ン・・・っ!」

 自身が埋まらないうちに、フィンは激しく動き出した。

 ○○はフィンの首元に顔を埋め、突き上げられるその刺激に懸命に耐えようと歯を食い縛る。

「○○」

 フィンは○○の顔を上げさせる。

 自分を見つめる○○の瞳、互いの息がかかる程近い距離、柔らかな肌とその体温、フィンは○○の全てを感じた。

「フィン・・・私・・・もうっ」

 涙目の○○。

「僕も・・・っ」

 互いの限界が近いのがわかり、フィンは更に動きを速める。

「○○・・・っ、絶対に、離さない・・・っ、何が、何でもっ・・・!」

「フィン・・・私もっ」

 微笑んだ○○の目から涙が零れ落ちると同時に、2人は果てた。




 2人の戦闘着が乾く頃、○○をダイイング状態に陥らせた男ら、クリスとピアーズから無線が入る。

「フィン!○○の救出はまだか!?」

「え?」

「いったいお前まで、どこに行ってるんだよ!」

「ええ?」

 フィンが頭に疑問符を並べたその数秒後・・・。

「あぁー!!忘れてた!早くみんなの元へ戻らなくちゃっ!!」

 フィンは大声を上げ、急いで戦闘着に手を伸ばす。○○も急いで立ち上がり、戦闘着のズボンに足を通し始めた。

「あ、ちょっと!○○!それ僕のズボンだよ!!」


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