い訳ないでしょう?こんなに火照った体して

 急なことに何ごとかと慌てる○○を、フィンはシャワーの真下の壁に押し付ける。抵抗する○○の腕を片手で抑え、彼女に口付けた。

 徐々に濡れていく○○の体。フィンは唇を放さないまま、彼女のブラウスのボタンを器用に外し、手を滑り込ませた。

「あっ・・・」

 ○○の体がぴくりと震える。顔にかかるシャワーと口付けで息が苦しくなったのか、○○はフィンから逃れようと顔を背けた。

 しかしフィンは“そんなことは許さない”というように、壁と自分の体でしっかりと○○を抑え付ける。やがてフィンの手が○○の背中に回ると下着のホックを外した。

「・・・んっ・・・ふぁっ・・・」

 フィンの指が胸の頂きに触れる度、○○は身を震わせる。○○は抑えられている自分の両手にぐっと力を込めることで、嫌でも出てしまう甘い吐息を抑えた。

「我慢・・・しなくていいよ・・・?」

 フィンは優しく言うと、彼女の下に触れた。○○にもっと声を出させるかのように、ゆっくりと丁寧になぞる。

「・・・フィン・・・く・・・」

 ○○は、押し上げてくる快楽や理性が入り混じった何が何だかわからなくなりつつある思考で、必死の目の前の彼の名を呼んだ。

 しかし、そんな彼女の自分自身への抑制も空しく、執拗にそこをなぞるフィンの指と止まることのない口付けに、○○は呆気なく達した。

「・・・っはぁ・・・・・・フィ・・・っ!・・・やあぁぁぁぁっ!!」


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