Notice,I like you!
「フィンく〜ん!アイス食べに行こうよ〜」
この○○の言葉で始まった、フィンと○○のプチデート。何でも、○○は最近できたアイスクリーム屋「スウィート★ルーシー」に行きたいらしい。甘い物が大好きなフィンはこの提案に二つ返事をした。
○○とフィンは付き合ってはいない。“仲良しの友達”として一緒に居る。そのため、これがプチデートになっているということにも気付いていない。しかし、何かある度に自然と互いに誘い合うその心は、いずれ気が付くだろう。“好き”ということに。
「○○は何にする?」
スウィート★ルーシーを目の前に、フィンの目は輝いていた。アイスクリームだけでなく、パフェやクレープも売っていることに感激している。
「う〜ん、迷うなぁ〜!!あっ!これがいいっ!!」
嬉しそうに○○が指差したもの・・・それは、ワッフルコーンにアイスクリームが3つ重なっている「トリプル・ショット」と書かれたものだった。
「フィン君は?」
「僕はこれ〜っ!」
フィンは「ターチィ」と書かれたクレープを指差した。ターチィのメインストリートに輝くネオンのように、様々な色のアイスクリームの上にたくさんのクッキーが乗っている。
2人の顔はショーウィンドーの前でキラキラとしていた。
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