「……ん……ハン、ク……!?」

 ハンクの指の感覚に気付いたのか、○○がうっすらと目を開ける。

「動くな」

 苛立たしいかのように舌打ちをすると、ハンクは手を下へ動かす。

「な、何してるのハンク……」

「静かにしてろ。まだ終わってない」

 ハンクは○○の脚を大きく開かせながら、そこに割って入る。そして、上半身を乗り出し○○と目線を合わせた。

「これだ」

 ハンクはそう言って、つい先程動かしていた手を○○に見せつけるようにする。その指先には白い物が付着していて、それを弄ぶかのように指先を動かした。

「な、何……それ……」

 怯えた眼をする○○に、ハンクは冷ややかに笑いかける。

「見ればわかるだろう」

 そしてハンクは手を戻すと、今度は脚の付け根へ移動させる。

「ちょっっと……」

「『静かにしてろ』と言ったはずだ。……お前にはこれが必要だ」

 ハンクは移動させて手でその部分を「すぅ……」っとなぞる。すると、次の瞬間、たった今そっと動かした手をものすごい勢いで動かした。

「や……あぁぁぁっ!……」

 悲鳴にも似た○○の声。

 白い物を擦り付けるように、執拗にハンクの手は動く。

「お前が悪い」

 先程与えた罰だけでは治まらず、更なる罰を与えようというのか。


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