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『でね、土方さんが…』


今日は一週間に一回の桜と会える日…と言っても町でばったり会ったりなんてのは一週間の間に何度かあるが…。

でもだからってちゃんと約束して会う大事な日にこりゃねぇよ。

桜の口から出る他の男の名前にイライライラ…


『銀時、聞いてる?』

「え?あー…うん」

『…?それで沖田くんがね』

「あのよ…」

『ん?』


首を傾げる仕草が可愛いと思うのに他の野郎にも同じ事をしてんのかと思うとやっぱり苛々する。

プツリと何か切れちまったと思った時にはもう遅かった。

俺は桜の手を掴みソファーに押し倒す。

目を見開く桜を睨むように見据える。








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