「あー…うまかったー」
「ごちそうさまアル」
『はい。お粗末さまです!』
「あ、僕片付けしますよ」
『えっ本当に?いいの?』
「はいっ」
「やらしとけやらしとけー桜ー行くぞー」
『えっ行くぞってどこに?』
「着物、日用品その他諸々…買いに行くぞ」
『あっはいっ』
「じゃあ行ってくんぜ」
「早く行くヨロシ。あっ桜に手ェだすんじゃねぇぞ天パー」
「蹴りじゃすまないですからね」
「お…オイオイオイ…なに言っちゃってんだよ。」
『そうだよっ、銀さんが私なんか相手するわけないじゃん…!』
「えっ、えぇぇ…!そんな事ねぇよォォオオ!?」
『じゃあ相手してください。』
「そっそんな上目使いするんじゃありません…!!」
『冗談ですよー』
「なっ…」
『先玄関居ますからねー?』
「完全に遊ばれてるじゃないですか」
「銀ちゃん桜に恨まれる事したアルか?」
「してねぇよ!?銀さんなァァんにも知らないよ!?」
『銀さーん』
「ほら、早く行ってきて下さい」
「ったく…じゃあちょっくら行ってくるわ」
「「行ってらっしゃーい」」
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