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兄さんが使う魔術について
萌え 2018/07/03 01:39


以下に書く魔術の特徴

・兄さんに使う気があるもの(=残酷過ぎない)
・時間が掛かり過ぎない(掛かり過ぎると実用性が低い)
・必要アイテムは現実で用意可能
・呪文の説明が簡単に済むもの
・ルルブかクトゥルフ2010、2015に収録されている
・使うMPなどがざっくり仕様(卓で使うには情報が足りないけど、文章でゆるく使えそうなレベル)
・兄さんに使う気がある魔術を完全網羅しているわけではない
・MP消費は何回使えるかで表記
 1回→ちょっと(2、3回)→結構(5、6回)→いっぱい(それ以上)





[気軽に使うもの]

・癒し
 自然治癒力を高める。速攻で傷が治るわけではない。詠唱に5分くらいかかる。兄さんだったら結構使える。毎週かけ直す必要あり。

・ヴールの印
 特定の手の動作のことで、ほんの数秒かかる。呪文の成功率をちょっと上げたり、見えないものを見えるようにできる。兄さんならいっぱい使える。

・生命の察知
 平均的な家一軒分くらいの広さの生命体を感知できる。種類(人間・犬など)は判別できるが個体は判別できない。兄さんならいっぱい使える。

・治癒
 傷や病気、毒による症状が、呪文をかけてから30秒〜数分後にある程度回復する。兄さんなら1回使える。

・肉体の保護
 対象に物理的攻撃への保護をつける。重ねがけはできない。魔力を使えば使うほど効果が高くなる。詠唱に数分かかり、効果は1日程度。兄さんが全力を出すと、ナーク=ティトの障壁と同じことになる。ただ障壁と違ってポイント制の装甲がつくので、ポイントが全部削られてもその分のダメージの緩和ができる。

・被害をそらす
 術者に向けられた物理的攻撃をそらす。外なる神の名前を唱えて相手に腕を伸ばすと、攻撃を脇にそらせる。ダメージと同じ分の魔力を消費し、腕を下せば魔術は終わる。兄さんならいっぱい使える。

・布石
 その辺にある白い石1つずつに魔力をちょっと込めて地面に設置する。石同士が離れすぎなければ置き方は自由。詠唱は数秒かかる。石が動かされたら呪文が破れるが、どんなに偽装しても術者には石を動かされたことが分かる。眠っていても分かる。

・柏手(かしわで)
 魔力を消費し、正しい柏手を打ち鳴らしす必要がある。正しいというのは、クトゥルフ神話的な柏手の意味を理解していることかもしれない。効果はヴールの印と同じ。兄さんならいっぱい使える。



[使うのを躊躇するもの]

・記憶を曇らせる
 対象者に特定の出来事を意識的に覚えていられなくなるようにする。術者は特定の出来事を知っており、具体的に指示する必要がある。失敗するとかえって鮮明な記憶になる。兄さんならちょっと使える。

・セイレーンの歌声
 相手を術者に対して骨抜きにする。聞いた人全てが対象。呪文を歌として、1分かからないくらい歌う必要がある。対象者が兄さんよりメンタルゴリラだったら効かない。効果時間は数時間〜2日くらいの間。兄さんならいっぱい使える。

・動物に命令する
 動物や昆虫を命令に従わせる。相手が理解できて、能力的にできることならOK(人間の個人名は動物には分からないなど)。兄さんならいっぱい使える。

・動物を魅了する
 対象の動物が術者を友達として扱うようになる。動物が大きいほど魔力を消費する。1日経つと動物は友情を忘れてしまう。動物は使い走りや戦闘参加はできない。

・ナーク=ティトの障壁の創造
 物理的防御と魔術的防御両方の効果がある球形の障壁(小学校のグラウンドよりは2周りくらい小さい直径)をつくる。複数人で詠唱OKだが、正気度がごりっと削れることがある。ほんの数分で使えて、魔力を使えば使うほど効果が高くなる。10時間はもたない。兄さんが全力出したら、120o戦車砲でもぶち抜けない防御力になる可能性がある。ただし、ぶち抜く威力を出されたら壁が消滅するので、ダメージが緩和されないまま障壁内に到達する。障壁がある限り、敵味方関係なく自由に出入りできない。

・幽体の剃刀
 対象者を斬り付ける見えない刃を作る。射程は兄さんだったら最大50m越える程度。長い時間攻撃し続けるなら魔力を消費し続ける必要がある。また、対象は目に見えるものに限られ、術者との間に障害物があるとそれに攻撃がいく。兄さんならいっぱい使える。





他にも苦痛と引き換えに敏捷性と防御力を上げる炎の外套とかありますが、説明が煩雑なので割愛。誰かを全力で追跡するときに切り札の一つとして使うかも(展開によっては呪文が原因で死にかねないので切り札)。
一時的にイケメン度を上げる呪文とかあって面白いよルルブ(ダイマ)


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