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球磨川禊系夢小説主人公の可能性
萌え 2016/04/09 19:17


ポイントは球磨川禊本人ではなく、夢小説、あるいは名前変換小説の主人公がそういうスペック、気質を持っているという部分です。
改心前の禊君に寄せてます。寄せきれてないですが。本物はもっと心にくる。


○思う存分メタい発言をしてくれそう
やはりこれです。ズケズケと言える魅力が半端ない。

『やあ初めまして。僕の名前は■■■。別に覚えなくたって構わないよ。何せ僕は名前変換小説の主人公だ。今この瞬間にブラウザバックされて新しい名前を付けられることだってありえるのさ。僕の名乗りなんて気にせず、きみの好きに呼べばいい。ポチとでも呼んでみるかい? 負け犬人生を送る僕なだけにね』

最高にメタいと思う。
同じ理論で、真名を押さえられたらヤバい設定の話でも容赦ない対抗ができると思う。

『確かにそれはこの瞬間の僕の名前だ。短い時間でよくぞ調べ上げたね。さすがだよ。しかし実に残念だ。読者が僕の名前を変更すれば、僕の本名は僕の本名でなくなる。作中における僕の名前は一括変換だから意味がないと思う読者もいるだろう。そんなことはない。名前変換ページをご覧よ。最後に設置された無名のボックスは僕の第二の名前変換さ』

せこいしずるい。でも多分、真名押さえなくても敵は球磨川禊系主人公より強いし勝てると思う。ただなんというかこう、いつもの台無しルートに行くんでしょう。

『なんてご都合主義。僕の力は彼には全く敵わないというのに。ああ、僕はまた勝てなかった』

とか何とか言いつつ、続く言葉で敵のメンタルを深々と抉るとか胸が躍る。
ていうか禊君の「嫌われ者でも憎まれっ子でもやられ役でも主役を張れると証明したい」というセリフがあるから、二次創作の夢小説であっても主人公を務めるというのは、球磨川禊系主人公にとってはすごい気がする。どうなんだろう。
でも立ち位置的に、主人公やってても他の主役級キャラの物語に茶々入れするような話かもしれないと思うと切ない。それでもいい。

あと、自分は球磨川禊のインスパイアだとか、そういう類の発言もして欲しい。



○作者との座談会系が大惨事
再現率が高ければ高いほど、どう考えてもそうならざるを得ない。
たまにあるキャラクターと作者の座談会ですが、そこに球磨川禊系主人公をぶち込んで作者と事を構えさせたら大惨事の予感しかない。
主人公が作者にとって突かれたらめちゃくちゃ痛いことをつらつらと語り、しかし所詮は作者に生み出されたキャラクターなので勝てるわけがない展開。

『ああでも、このセリフすら君に言わされているんだろうね。だって僕はきみの妄想から生まれたキャラクターなんだから。僕はきっときみの妄想通りに改心でもして、きみの妄想通りにみんなと仲良くなるんだ。ああ、なんて平和な世界だろう! ――そう、きみだけが幸せで平和な世界だ。良かったね?』

最終的にいつもの胸糞悪い台無し。下手すれば作者の心と筆が折れる仕様。高度な一人SMですよねこれ。作者と球磨川禊系主人公の座談会は禁じ手に違いない。



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