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ゼロ魔でクトゥルフ
萌え 2016/01/17 22:26


《クトゥルフ3人組がゼロ魔世界に突っ込まれたらどんな設定かという妄想》



☆兄さん:トリステイン王国辺境伯の次男

ゼロ魔世界で平民に生まれなくて良かったと心底安心している中身一般人。辺境伯の次男に生まれたものの、中身が中身なのでロイヤル感が欠片もない。だが現代日本の教養もあるため、どうにか普通の貴族に収まっている。通称モブ貴族。もちろん外見はいつものフツメン。ここまで来るとプロのフツメンである。

ちなみに兄はどう見ても現代日本の弟だった。だが別人らしい。しかし性格は弟と完全に一致する自由人。弟属性持ちの兄は面倒臭いがどうしようもない。なんだかんだで仲良し家族。


住んでいる辺境がゲルマニアのツェルプストーと国境を共有している。だが険しい山岳地帯のため防衛力が半端ない。防衛力の代わりに他の諸々を投げ捨てていそうな領地。立地的にツェルプストー家が進軍する可能性が非常に低いため、戦争時は主に自領の防衛とヴァリエール家への支援をしていた。ただしヴァリエール家と違ってど田舎扱いされている。山しかないから……。

領土の位置関係により、ゲルマニアの軍人の家に生まれた(設定の)親友と付き合いがある。同時にゲルマニアと国境を共有しているヴァリエール公爵家とも付き合いがあり、ルイズとは幼馴染。身分差のため結婚相手とはみなされていないが、ゼロと呼ばれるルイズにも表裏なく優しく接するため、ヴァリエール家から良い友人と評価されている。キュルケとは顔見知り程度だが、どちらも世話焼き属性持ちなのでお互いに(クラスメイト的な意味で)好感情を持っている。残念ながら口説かれない。顔面偏差値が足りなかった。


使い魔はワタリガラスのアルバート君(ポタ兄ハリ子兄妹設定で出したポタ兄のペット)。すごいドラゴン種なんてくるわけない。でもレディに優しい紳士カラス。兄さんはドラゴン種が来るより嬉しかった。

ゼロ魔世界の魔法素養はごく普通。頑張ったら水のラインメイジになれた。支援特化型で火力不足にも程があるが、実戦では姑息な戦い方をする面倒臭い男。科学的知識から、魔法の凶悪な使い方を理解している。

クトゥルフ神話技能は相変わらずのカンスト。YAMA育ちは何かがおかしい。当然ながらクトゥルフ神話式の冒涜的な魔術が使えるが、いつもの3人組以外には隠している。バレたら実験体&国家の馬車馬扱い待ったなし。王族の命令は絶対だから仕方ないね。





☆親友:帝政ゲルマニア軍将校(子爵)の三男

目を覚ましたら周囲にどう見ても異種族(褐色の肌)の人間がわらわらいて衝動的に暴れそうになった人。それはあなたの(異世界での)家族です。偶然にも友人の兄さんと家族ぐるみで会っている最中だったため、すぐに事態に気付いた兄さんが精神分析をして事なきを得た。

トリステイン王国の国境に近い帝政ゲルマニアの子爵の三男に生まれたが、正直、知り合いのいるトリステインの方がよかった。貴族向きの性格ではないが、幸いにもそれをあまり気にしないゲルマニアの軍人の家のお陰でどうにかなっている。外見はいつものイケメンだが、肌が褐色で目が青色になっている。髪は黒。

兄と姉がいるが、本人の関心がないせいでどんな人物かよく分かっていない。


領地は国境には面しておらず、ツェルプストー領を挟んで兄さん家と隣合っている。本人は隣り合っていると言い張る。

本来はキュルケと同じヴィンドボナ魔法学校に通う予定だったが、トリステイン王国と戦争状態でない&トリステイン王立魔法学院が一流&兄さんと同じ学校がいいという理由でトリステインへ留学する。本音の9割が3番目の理由であることは明白。つまり親友が全力で駄々こねた結果の留学である。

同じゲルマニア出身ということでキュルケとは知人。キュルケにモーションをかけられたこともあるが、「こいつは付き合ってもつまらん」と判断され、早々に口説くのをやめられる。キュルケは賢い(※親友は兄さんよりも異世界への忌避感・異物感が強く、兄さんとは別種で恋愛できる状態ではないのを察知される)。


使い魔は未定。仮イメージは人を乗せられるくらい大型の狼。狼なら名前はマルコシアス君かも。モフモフ要員。

杖を2本持っている。普段の授業では他の生徒と同じような短杖を使うが、本命は自分の身長より長い杖。実戦では魔法:ブレイド等を使って槍にする。なお、本国のお父様(軍人)がノリノリで杖を仕立ててくれたため、刃が仕込まれている。根本的に脳筋の香りがする末っ子が可愛い模様。実はGH世界の得物よりも使いやすい長さのため、そこでの立ち回りより強い。

魔法素養はなかなかのもの。風(か火)のトライアングルメイジ。大火力主義だがやっぱり物理に偏りがち。空を飛ぶのは非現実的で好きではないので、急いで移動するときは使い魔に乗せてもらう。

霊力はやはりチート。魔法も霊能力も使えるのに根本的に使い方が斜め上。





☆リドル:トリステイン王国王都トリスタニアに住む宮中伯の養子

出自は裕福な平民だが、奉公先で宮中伯に類稀な魔法の才能を見出されて養子となる。養子に否定的な親族は実力で黙らせて地位を築く。外見はやはり絶世のイケメン。物腰もGH世界よりも徹底した理想のイケメン優等生。ただし3人組しかいない場ではゲスい素顔が出る。

宮中伯の実の息子と娘(義兄と義妹)がいる。義兄とは一時関係が危うかったが、家の相続権を捨てることでかろうじて形は和解(リドルはその気になれば爵位は自分の力でどうにかできると踏んでいる)。あくまでかろうじてであり、義兄は天才的な実力を示す麒麟児リドルに劣等感を抱いているため、関係はぎくしゃくしている。一方、夢見がちだが善良な義妹からは惚れられているが、リドルは興味がないため、程々にほったらかしている。

ちなみに領地は持っておらず、義父は王城で文官として仕えている。


自分が超能力を使えることで他の2人も同じ世界にいると確信する。そして探す必要もなく、トリステイン王立魔法学院で再会する。

自分が扱えない虚無属性に興味を持っており、ブリミルの伝承について調べている。さらにどんな魔法でも爆発ばかり起こすルイズの異質性をゼロ魔の知識無しに気付き、実験体にできないか考えている節がある。それを兄さんに察知されて全力で阻止されている。ただ、兄さんもルイズの力を分析すること自体には賛成のため、リドルを完全に突っぱねているわけでもない。

キュルケにモーションをかけられているが、さらっとかわしている。キュルケもそれほど熱を上げているわけでなく、挨拶のようなもの。踏み込みすぎるのはよくない男と認識されているかもしれない。


使い魔は毒を持つ大蛇ナギニで、暇な時間にイチャイチャしている。だがクトゥルフ時空が混ざった影響で、人間一人の死体と引き換えで空鬼に姿を変えることができる。さらに人間一人の死体と引き換えで空鬼から大蛇の姿に戻る。……ということは誰にも明かしていない。空鬼を公衆の面前に晒したら集団SANチェックは必至。

魔法素養は非常に高い。表向きは火と土のトライアングルメイジだが、実際はスクエアで全属性を使いこなせる。科学技術の知識を仕入れてしまったため、火属性と土属性を合わせて銃火器の真似事ができる。風属性も合わせたら精度と威力がさらに増す上に消音もできる。理論武装したチートは性質が悪い例。

超能力の実力はいつも通りチート。ポタ魔法は使えないが、ゼロ魔式や超能力である程度再現できてしまう。





考えるのがすごく楽しかったです。
あっ、二つ名考えるの忘れてました。どんなのがありますかね。



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