「あっかやー!」
「名前せんぱい、遅いッスよ!」
「ごめんごめん、道混んでて」
「……!」
「ん、どした?赤也」
「…や、何でも無いッス
「ほんとにー?」
「…………」
「…………」
「…や、…浴衣似合うなと思って」
「えっ」
「…………」
「…あ、ありがと」
「…ッス」
「…………」
「……手、繋いでも良いッスか」
「…え、」
「今日は部長達も居ないから」
「う、うん?」
「俺だけ、見てて下さい」
「………」
「………」
「………」
「…駄目ッスか?」
「や、…良いんだけどさ赤也」
「はい?」
「さっきから皆、鳥居のとこで見てるよ」
「えっ」
「フフフ…赤也、良い度胸だね?」
「た、たるんどる!」
「プリッ」
「赤也が気付いて無かった確率、100パーセント」
「つーか鈍すぎだろぃ」
「ええええええええええええ」






残念赤也




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