※会話文





「えっ…じゃあこの尻尾って本物なの?」
「勿論。感覚だってあるぜ」
「そうなんだ…!」
「……。」
「……。」
「…触りたいのかい?レディ」
「…駄目?」
「んー…」
「痛くしないように触るから、ね、お願いジタン。」
「(きゅん)…す、少しだけなら…」
「ありがとう!…じゃあ、失礼します」


ふに

「わぁ…ふわふわね!」
「そうか?」
「でも意外にしっかりしてるかも」
「木にぶら下がるのにも尻尾は使うしな」
「そうなんだ」


ふにふに


「っ…!」
「あっ、ごめん痛かった?」
「違、うけど…そこ触られるとなんかぞわぞわする…!」
「ここ?」
「ふぎゃっ!」
「ここは?」
「にぎゃあ!ちょっ…ティファわざとやってないか!?」
「バレちゃった?ふふ…ごめんね?」
「う…(きゅん)…ま、まぁ良いけど」
「ジタンって可愛いから、いじめたくなっちゃう」
「可愛いって…レディ、そこはカッコいいって言うとこだろ?」
「うーん…カッコいいんだけど」
「けど?」


ぎゅっ


「!」
「なんだか抱き締めたくなるほど可愛いのよね。」
「(むむむ胸が当たってるんですけど!いやでもこれは役得だ!)」
「オニオンくんも抱き締めたんだけど、嫌がられちゃった…何でかなぁ。」
「(あの玉ねぎもこんな美味しい思いを!?しかも拒否するなんて何考えてやがる…!)俺で良いならいつだって抱きしめていいぜ!」
「本当?ありがとう!」
「なぁに、紳士として当然の…うぐっ!?」


ぎゅううううっ


「く、苦し…!」
「あー…癒される。」
「ティ、ファ…!(力強すぎだろ!)」
「尻尾もふわふわだし、お言葉に甘えて今度からジタンを抱きしめようかな」
「(締め殺される…!)」







幸せ殺人未遂犯
そっと尻尾を捕まえて、ぎゅっと締め上げます。

しかし、本人は至って無自覚。







*******
抱きつき魔なティファたん!
ぐだぐだだぁい<(^p^)>反省はしている。
だがティファにはタマネギ小僧は「オニオンくん」呼びをして欲しい。(知らん)
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -