●どうしようもないザックス
「あけましておめでとう、ザックス。」
「おぅ、ティファその晴れ着似合ってんなぁ!」
「ふふ、ありがとう。」
「え、何?正月にわざわざ俺の家に来てくれたってことは姫始め的なものを期待しても…?」
「殴られたいの?」
「ごめんなさいごめんなさい、お願いだからその拳をしまって下さい。」
「まったく…お正月早々そんなことしか考えてないの?」
「まぁな!四六時中、主にティファのイヤラシイことで頭いっぱいだ!」
「……。」
「…あれ?今の俺なりのティファ大好きアピールだったんだけど、何で構えてんの?」
「新年一発目の突きなんだから気合いを入れてやらないとね…?」
「え、嘘、ごめんってば、ちょ、ちょちょちょ!許してぇぇぇ!」
「問答無用!」
(でもティファにしばかれるのも悪くないと思うザックス・フェア17歳。)