▼8/17 文次郎×トモミ
※十年後設定。夫婦になってます!
くノ一三人組の会話文。少し下ネタ。


「なぁんてことがあったわよねー。」
「そうそう、おシゲちゃんが鬼を捕まえるんだって言って。」
「鬼の正体が潮江文次郎先輩だった時は本当に驚きました。」
「懐かしいなぁ…。」
「今やその先輩がトモミちゃんの夫だもん。」
「そういえば潮江先輩はいらっしゃらないみたいですけど…お仕事ですか?」
「うん、一昨日から。今日帰って来るはずよ。」
「ふぅん。…ねぇ、潮江先輩って今でも夜中に鍛錬したりするの?」
「え?あぁ、そうね。仕事終わりとか…流石に家の近くでは出来ないから山の方まで行くけど。」
「それがどうかしたんですか?」
「よくそれだけの元気っていうか、体力があるわよね。」
「言われてみれば…あの頃も授業みっちりやった後での鍛錬でしたし。」
「今現在もそれが続いてるんだから…トモミちゃん大変ね。」
「何が?」
「もぅ、夜の方の話よ!」
「ぶっ!!!」
「だってそうでしょ?只でさえ口癖が"ギンギン"なギンギン男なんだし…」
「相変わらずそういう話が好きですね。」
「で、実際の所どうなの?なかなか寝かせてくれない?」
「いっ言えるわけないでしょ!」
「え〜私とトモミちゃんの仲じゃない。それとも、破廉恥だとか言って全く手出してこない意気地無しなのかしら?」
「そんなこと…!」
「じゃあ、やっぱりお盛んだったりするの?」
「うぅ…」

「ユキちゃん、とっても楽しそうです。」


「あいつら何話してるんだ…!」
(出るに出れない)

*******
ユキちゃんは私の心の代弁者^^
実際どうなんだろう…小平太は、そんな気もするけど。うーん。
等と真面目に考える私の頭は大丈夫だろうか。






▼8/31 きり丸とトモミ→利吉
※ほぼ会話文。トモミちゃん若干変態。


「まぁそんなこんなで苦労して手に入れた利吉さんの使用済みの手拭い、トモミちゃん買わない?」
「使用…済み!?」
「そ。使用済み。」
「ば、馬鹿ねぇ、そんなの買ったら変態じゃない。買うわけないでしょ。」
「ふーん…じゃあユキちゃん達にでも売ろっかな〜」
「ゆ、ユキちゃん達だって買わないわよきっと!」
「分かんないだろ?もしかしたらお買い上げかもよ、利吉さんは人気だからね。」
「う…」
「それに一枚しかないし、次があるかどうかなんて分からないからなぁ。」
「……。」

「どうする?トモミちゃん?」


********



「まいどあり〜♪」

買ってしまった。
こんなの変態以外の何者でもないわ
でも、でもでも後悔はしてない!

「はいこれ利吉さんの使用済み手拭い。」
「これが…りりり、利吉さんの」
「トモミちゃん、大丈夫?」
「だっ大丈夫に決まってるでしょ。ちょっと緊張で震えてるだけよ!」
「売っといてなんだけど、あんまり変なことしないでね。」
「変なことってなによ!わた、私は、別に、そんな、」
「まぁせめて顔拭うくらいで。あぁでもそれだったら早くした方がいいかも、一応それ使用したてだから。」
「使用したて…!」
「確か顔を拭ってたと思うけど。…あれ?拭わないの?」
「うぇ!?」
「ほらほら、早く」
「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!心の準備が要るんだから!」


そう言って目の前の輝いてさえ見える手拭いを、再度見つめ直す。
利吉さんが、憧れの利吉さんが、カッコイイ利吉さんが、使った手拭い。これであの麗しいお顔を拭ったのでしょうね。

それってつまり間接キスに近いわけで。


りきちさんと
間接、きす…



ばたっ


「う、うわあぁぁぁ!トモミちゃんが倒れた!」


私には、勿体無い幸せにございます。

**********
女の子なんてこんなもんです^^

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