▼榎木津礼二郎
薔薇十字探偵社の探偵。西洋人形が如き麗人だが言動が残念。人の記憶が見えてしまう自称神。
▼益田龍一
薔薇十字探偵社の探偵助手。元刑事。榎木津にちゃんと名前を呼ばれることは滅多にない。






「結局私は、これから一体どうしたら…」
「トモミちゃん…。」
「そんなものは決まっている!」
「え。」
「天使は神の使いだッ。使うためには常に神の傍に居る必要がある!だから君は此処に居れば良いのだ!」
「でも榎木津さん、この子は女の子ですよ。寝る場所とかァどうするんです。」
「天使は僕と一緒に寝る。」
「な!?なななな」
「何言ってんですか。そりゃあちょっとした犯罪ですよ。」
「さっきから煩いぞこの馬鹿オロカ。これは決まりなのだ。そして僕は眠い。天使と昼寝する。これ以上騒いだらボッコボコのボコヤマにしてやるからな。さぁ寝よう僕の天使!」
「えっ、あの、ちょっと、私」
「うふふふふ、きっと素晴らしい抱き心地に違いない。」
「抱きっ…!?まっ益田さん!」
「…僕ァ我が身が可愛いですから。」
「裏切り者!」
「けけけ、どうぞ良い夢を。」



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