続きです^^
相変わらずの榎木津さん、トモミちゃん、益田さんですよ!






「へえぇ、トモミちゃんはくの一教室の学級委員長なんだ。」
「ええ。それで先程から榎木津さんが言ってる"顔がコロコロ変わる"人が五年生の鉢屋三郎先輩と言いまして、同じ学級委員長委員会に所属しているんです。」
「そうだ。僕はそいつに会いたいのだ。」
「そ、そうは言われましても…。」
「帰り方が分からないんじゃどうしようもないですよ。ねぇトモミちゃん?」
「はい…。」
「なぁにが、ねぇ、だ。下僕の分際で僕の天使に馴れ馴れしくするんじゃない。このナレヤマッ。」
「…あの、私はその"天使"でもなければ榎木津さんのものでもないんですけど。」
「そうですよ。」
「煩いナレヤマ、お前は黙ってろ。いいかい、君は神たる僕の所に落っこちてきた。そしてとっても可愛らしい。だから天使で良いのだ。」
「いやでも、」
「デモもハモもない。天使は神の使いなのだ。だから…僕のものだ。」
「そんな滅茶苦茶な…」
「わ、私は私です。私以外でもなければ誰のものでもありませんっ。」
「細かい事は気にするな。」
「(…あれ、今の言葉聞き覚えが)」
「ん…?誰だそれは。……うわははは、モグラのようだッ。モグラでしかも砲台要らずの男ッ!面白い!」
「…あぁっ!七松先輩!」
「今度は誰が視えたんすか…。」



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