※プロ忍文次郎と、まだ在学中のトモミ。









薄暗い部屋の中で儚げに白を映し出す。

「私 は」

細く繊細な指で文次郎の寝着の裾を申し訳程度に掴んだ。




「先輩に触れてもらいたい、です…」

微かに震える声でそれだけ言うと上気を帯びた顔を、彼の胸に埋めた。
文次郎の呼び方が昔のものになっていたのは無意識かもしれない。それでもまるでそれが"あの頃のように"、という意味合いを含んでいるように感じて。

目の前のトモミを壊れないように優しく、極力優しく抱き締めた。









*******
最近何故か文トモの波が来ている^^

説明をさせて頂きますと、
2人は晴れて恋仲になったワケですが、どんどん綺麗になって女らしく(今でも充分ですが!)成長していくトモミに文次郎が意識しすぎて付き合う前以上に触れてこなくなってしまったので、トモミが大胆にも夜這いにやってきたけど実際本人を目の前にしたらわやわやしてしまって今に至る?(聞くな)

ただ、一回そうなってしまったら歯止めききませんからね。文次郎だってギンギン…もとい男ですからね。据え膳食わぬはなんとやらですからね!
この後のアダルトタイムを書きたい…
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