私とかっちゃんの初詣



「俺がおまえたちを育ててやる」

各自の部屋に荷物を置いて、集合するとエンデヴァーは腕を組んで仁王立ちしていた。どんな心境の変化があったのだろう。それぞれの課題とできるようになりたいことを聞かれた。
私はいうまでもなく、力のコントロール。そしてコントロールした上で最大のパフォーマンスで動けるようになることだ。

「おまえは自壊するほどの超パワーだったな」
「はい。壊れないように制御する方法を見つけました。でも・・・えーここにきてその・・・なんていうか。副次的な何かこう・・・違う形で発現するようになって」
「見せろ」

険しい表情のままのエンデヴァーにピョロっと出るようになった黒鞭を見せる。

「集中した上で許容範囲ギリギリ・・・これが今扱える範囲です。出力がブレると溢れ出て暴走してしまいます」
「・・・・・・最大限のパフォーマンスとは?これをどうしたい?」

「本来はムチのようにしなる力なんです。黒いので黒鞭と呼んでいます。この力を“リスク“じゃなく“武器“にしたい。今考えているのは新技“エアフォース“の要領を取り入れることはできないか・・・あ、そのエアフォースというのは風圧での遠距離攻撃なんですがこれは今の身体の許容上限を超えた出力を必要とする技なんです。現状私が負担なしに扱える出力を10〜15%と仮定するとエアフォースに必要なのは20%。少しオーバーするんです。この状態では怪我こそしないものの軋むような痛みが出るので動きに支障が出ます。なので瞬間的に引き上げすぐに戻すという調整ができるよう練習しました。この方法を今の黒鞭に転用できれば理屈上では実戦に使えると思ってます。ただ元々力の調整をしながら動いているのでそこにもう一つ要素が増えるとどうにも今度は頭の許容量を超えてしまうんです。どうにかしてそれらを平行処理しながら動けるようトレーニングはしているんですがなかなか上手くいかなく
て・・・」

エンデヴァーは黙って聞いているが、横で聞いていたバーニンは「長くて何言ってるかわからない」と大声で叫んだ。ハッとして、自己分析を長々と伝えてしまったことを少し後悔した。上手く伝わっただろうか。恐る恐るエンデヴァーを見上げると、腕組みをしたまま単調に言った。

「・・・つまり活動中常に綱渡りの調整が出来るようになりたいと。難儀な“個性“を抱えたな。君もこちら側の人間だったか・・・」
「・・・?ん?どちらがわ?」

首を傾げるも、エンデヴァーは私に見向きもせず次はかっちゃんに私と同じ質問をしている。良かった。ちゃんと伝わってた。しかも私が言いたいことを全て理解した上でめちゃめちゃ短く要約してくれた。
質問されたかっちゃんは「何ができないのか知りにきた」とぶっきらぼうに言い放った。かっちゃんらしいやと、話に耳を傾けていたらバーニンがまたもや「ナマ言ってらー!」と合いの手を入れコロコロと軽快に笑った。

「本心だ。クソが。“爆破“はやりてェと思ったこと何でも出来る!一つしか持ってなくても一番強くなれる。それにもうただ強ェだけじゃ強ェ奴にはなれねーってことも知った。No1を超えるために足りねーもん見つけに来た」
「・・・いいだろう」

かっちゃんの言いたいことがなんとなくわかった。私の個性のことについても思うところがあるんだろう。そりゃそうだよね。同じ人に憧れたんだもん。憧れの人から個性を譲り受けたと知った時の衝撃は如何程のものだったか計り知れない。かっちゃんが仏頂面だけど、エンデヴァーに向かって割と穏やかに話してるとこは、入学当初に比べて一段と大人になってる気がする。
そんなことを思っていたら、轟くんも「ちょっといいか」と名乗りを上げた。轟くんがエンデヴァーとの確執を埋めに来たのではなく、エンデヴァーを利用しに来たと宣言した。
そのやり取りを少し胸を痛めながら見つめる。エンデヴァーの表情がほんの少し揺れ動いた気がしたけど、次の瞬間には元通りになっていた。

「ヒーローとしておまえたちを見る。じゃあ早速いくぞ」

エンデヴァーに着いて外に出ると、冬のキリリとした空気が突き刺さるようで頬が痛い。

「救助、避難、そして撃退。ヒーローに求められる基本三項。通常“救助“か“撃退“のどちらかに基本方針を定め事務所を構える。俺はどちらでもなく三項全てをこなす方針だ。管轄の街を知りつくし、僅かな異音も逃さず、誰よりも速く現場へ駆けつけ被害が拡大せぬよう、市民がいれば熱で遠ざける。基礎中の基礎だ。並列思考。迅速に動く。それを常態化させる。何を積み重ねるかだ。雄英で“努力“をそしてここでは“経験“を山の如く積み上げろ。貴様ら三人の“課題“は“経験“で克服できる。この冬に一回でも俺より速く敵を退治してみせろ」

そう言って走り出したエンデヴァーを追って街を駆け抜ける。
並列思考。まさに私が今最も課題としている点だ。それをエンデヴァーは常態化してやって退けているんだ。焦りがなかったわけじゃない。私は15歳で“個性“を授かった。皆が『この手足でどこへ行こう」と考えている時私は手足の動かし方を学んでいた。ワン・フォー・オールの制御“フルカウル“を習得して無意識下で使えるように体に覚えさせてきた。ワン・フォー・オールの歴代継承者にこれから6つの“個性“が発動すると言われた。早く身につけ備えなきゃ・・・

敵もお正月くらい、個性で犯罪なんか犯さずにゆっくり過ごせばいいのに。そう思うくらいにエンデヴァー事務所は忙しくて目が回りそうだ。敵にお正月という概念は、どうやらないらしい。
昔は毎年元旦は親戚で集まって、お年玉をもらったり従兄弟たちとヒーローかるたをして遊んだりして過ごしていた。だけど雄英高校に入学して初めてのお正月はヒーローカルタなんてしている余裕はない。エンデヴァーより先に敵を退治しなければ。
先回りしたと思っても、すでに敵を確保している場面にばかり遭遇する。果たして本当にエンデヴァーより先に敵を退治できる日が来るのだろうか。少し弱気になってしまう。

「ここは授業の場ではない。間に合わなければ落ちるのは成績じゃない。人の命だ」

片手で暴走したトラックを押さえ込み通行人を救け出している。私は通行人の女性に駆け寄って怪我はないか確認する。

「ショート、バクゴー。とりあえず貴様ら二人には同じ課題を与えよう」
「なんで毎度こいつとセットなんだよ」
「それが赫灼の習得に繋がるんだな?」
「溜めて放つ。力の凝縮だ。最大出力を瞬時に引き出すこと。力を点で放出すること。まずはどちらか一つを無意識で行えるようになるまで反復しろ」

それを聞いてピンときた。

「かっちゃん!A・Pショットと同じ要領だ!」
「わーっとるわ!」

敵を追い込んだビルの屋上でパンを齧りながら次の現場に備えていた。風でリボンと髪の毛がなびく。あんパンを頬張るエンデヴァーの横で私はメロンパンを齧る。

「ヒーロー名、瞬時の引き上げが出来ている状態。そうだな?」
「はい」

ごくんと咀嚼したパンを飲み込んで返事をした。

「意識せずとも行えるか?」
「えと・・・フルカウルはできます。エアフォースはまだ・・・使う意識が」
「ならばまずはエアフォースとやらを無意識でできるように。“副次的な方“は一旦忘れろ」
「でも、並列に考えるんじゃ・・・」
「そもそも誰しもが日常的に並列に物事を処理している。無意識下でな」

車を運転する男の人を指差して、ハンドル操作、アクセル、ブレーキ、前方後方の確認などは、一つ一つ段階を踏みそれらを無意識のうちに行えるように教習した賜物なのだとエンデヴァーは言った。
何事も無意識のうちに二つのことをやれるようにそれが終わればまた一つ増やしていく。地道に積み重ねていくしかないのだ。

「学校で培った物を現No1ヒーローの事務所で体に馴染ませろ。なに、安心して失敗しろ。貴様ら三人如きの成否、このエンデヴァーの仕事に何ら影響することはない!」

そうだよね、一つ一つやれることを増やす。これに尽きる。

三箇日は結局エンデヴァーよりはやく現場に駆けつけることはおろか、遅れを取らずに着いていくことすらできずに終わってしまった。お正月もへったくれもなかったな。
毎日パトロールに出ては街の平和を護るために縦横無尽に動き回り、夜になる頃にはヘトヘトで自室に帰ったら爆睡してしまっていた。かっちゃんに会いにいくとかも無かったし、かっちゃんはエンデヴァーより速く敵退治をしたくてウズウズしてるけどその願いは未だ叶わず、苛々が募っているらしくて実にそっけない態度だった。轟くんだけじゃなくて恋人であるはずの私ですらもライバル認定されてる気がする。かっちゃんらしいと言えばかっちゃんらしいのだが。

今日もまた敵の戦意喪失すると同時に立ち上っていた煙が消え無愛想なエンデヴァーが敵の首根っこをつかんでいる現場に出くわした。私は膝に両手をついて呼吸を整える。

「遅い。もうへばったのなら休憩でもしてろ」
「へばってねーわ!!」
「だ、大丈夫です!まだやれます!」

悔しさを滲ませてかっちゃんが叫んだ。エンデヴァーのほうが当然土地勘はあるけど、それでも私たちのほうが敵との距離は近かった。街や市民への被害を考えてわざのこの路地に誘い込んで先回りをしたんだろう。やはりNo1ヒーローなだけある。
後からやってきた事後処理班である炎のサイドキッカーズに敵を引き渡したエンデヴァーの携帯が鳴った。取材があるらしく、私とかっちゃんに昼休憩を言い渡して轟くんを連れて行ってしまった。事務所の取材があるらしい。

「お昼ご飯どっかで済ませときなよ!」と炎のサイドキッカーズの一人に言われて私たちは顔を見合わせた。
二人きりの時間は久々に、そして急にやってきた。

「・・・お昼どうしようか?」
「昼飯時だからレストラン混んでるだろうし、コンビニで飯買ってそこら辺で食うか」
「うん!あ!この近くに神社があるよ。そこで食べる?」
「そうするか」

手、繋ぎたいな。インターン中だし、ヒーローコスチューム着ててそんなことすれば、シンリンカムイとMt.レディのようにマスコミに追いかけられそうだから、そんなことしないけど。コンビニでパンと飲み物を買って二人並んで移動する。先ほどまでの爆速ターボと違って私の歩くペースに合わせてくれるかっちゃんの横顔をチラリと盗み見ては目を逸らす。
視線に気がついたのか、かっちゃんがアイマスクを額まで持ち上げてヘアバンドのようにしてニヤリと笑った。

「なんだよ」
「な、なんでもないよ!」

見事にハートを撃ち抜かれた私はなんだか息が苦しくて胸元を押さえて小さく呟いた。

「・・・その仕草反則だよぉ」

長閑な場所にある、こぢんまりとした神社は緑が鬱蒼と茂っていてどこか懐かしい雰囲気だ。初詣をする人のために出店が出ており、地元の人たちで賑わっている。

「あっ、そういえば初詣まだだったね!かっちゃん一緒にお詣りしようよ」
「ああ」

一礼して鳥居をくぐる。参道の端を歩きながら神様に何をお願いしようかなと考える。手水舎に置いてある柄杓を右手にとって、清めた。かっちゃんも流れるような動作で手水をしていた。
ご神前で、会釈してお賽銭を投げ入れ深いお辞儀をして二回手を打つ。手を合わせて目を閉じた。
目を開けて横を見たらかっちゃんがこっちを見てた。

「長ェ願いごとだな。神様もそんな長ェ願いだと叶えらンねーぞ」
「ええええええ!?そんな長かった??」
「休憩時間終わるかと思ったわ」
「ちょっと、まだ神様の御前だよ!静かにしなきゃ!」

周りがざわめきだして、うるさくしてしまったと焦ってかっちゃんを引っ張る。

「騒がしいのは俺らじゃねぇ。あっちだ」
「へっ?」

周囲の人々の目線の先には怒鳴り合う子どもの姿があった。

「ふざけんなよ!」
「ふざけてないってば!」

騒ぎの元に近づいていくと小学校高学年くらいの男の子が二人言い合いをしている。

「まーちゃんなんか裏切り者だっ!カンキンザイ、信用しねーからな!!」
「カンキンザイじゃなくて金輪際だよ、たっくん!」
「う、うるせぇっ!そうやってあげた足ばっか取るなっ」
「揚げ足だよ、たっくん!」

思わずかっちゃんと顔を見合わせる。側から見たら可愛い喧嘩だけど、本人たちからしたら真剣そのもの。言い間違いをしたたっくんと呼ばれた男の子は怒りと恥ずかしさで顔が真っ赤になっている。裏切り者と罵られたまーちゃんと呼ばれた子も涙を浮かべて泣くまいと顔を赤くしている。
こうやってすれ違ったままだと後悔するだけだ。私は痛いほど分かる。だからどうにか仲直りさせてあげたくて二人に近づいた。

「落ち着いて。何があったの?」
「姉ちゃんには関係ねーだろ!引っ込んでろ、緑頭!!バーカッ!!」
「たっくん!」

まーちゃんに窘められたたっくんは、私を一瞥すると駆け出した。初対面の子どもの暴言にショックを受けていたら、一部始終を見ていたかっちゃんがすれ違いざまにたっくんの首根っこを掴んで捕らえた。爆ギレしながらたっくんを凶悪な顔で睨み付けている。

「てめェ、なまえに謝れや!!クソガキめ!!」
「ひっ・・・」
「謝れ!!」
「っ!う、うるせぇ!!敵顔!!」
「あぁん!?」

かっちゃんの手を振り払ってたっくんは走り去っていった。まーちゃんがその後ろ姿に名前を呼ぶが振り返ることはなかった。

「たっくん・・・明日のヒーローかるた大会どうすんだよぉ〜!」

人目も憚らずに大声で泣き出したまーちゃんを慰めようと肩に手をのせたら、ますます泣き出してしまった。あたふたしていたらかっちゃんは「ほっときゃ泣き止むだろ」と鼻であしらう。こんなに泣いてる子を放っておくなんてできなくて、まーちゃんを神社の広場のベンチへ座らせて落ち着くまで背中をさすってあげた。かっちゃんは隣のベンチにドカッと腰を降ろしてコンビニで買ったパンにかぶりついた。かっちゃんが食べ終わる頃にようやくまーちゃんの涙は乾いて落ち着いて話せるようになった。ビニール袋からペットボトルの飲み物を取り出してまーちゃんに差し出した。だけど眉をハの字に下げて困った顔をした。

「知らない人からものをもらっちゃいけないってお母さんが・・・」
「あっ、ごめんね。私はヒーロー名だよ。こっちはかっちゃん」
「勝手に紹介してんじゃねー!」
「エンデヴァー事務所って知ってるかな?そこに私たちインターンに来てるの」
「インターン・・・ヒーローの卵ってこと?」
「そう!だから怪しい者じゃないよ。いっぱい泣いたから喉渇いたかなって思って。よかったら飲んでね」

少しだけ緊張していたまーちゃんの表情が柔らかくなって、「ありがとう・・・」と素直に受け取ってくれた。

「どうしてケンカしたのか聞いてもいいかな・・・?」
「あのね・・・ボク、もうちょっとしたら転校するんだ・・・」

まーちゃんは悲しみの色を目に滲ませて言葉に詰まりながら話し始めた。二人は幼馴染でずっと親友だった。だけど自分が転校することをずっと言えずにいて、とうとう今日告白したらたっくんが何故黙ってたのかと怒ってしまったそうだ。

「ハッ、そんくれーであんなに喚いてたのかよ。みみっちい男だな」
「あれ?さっきヒーローかるた大会どうするんだって言ってたのは?」
「・・・明日たっくんとペアで出場する予定なんだ」

まーちゃんが指差す方を見ると、広場の隅の掲示板にデカデカとかるた大会告知のポスターが貼られている。

「ヒーローかるた!懐かしいなぁ」

ヒーローかるたとは、プロヒーローにちなんだキャッチフレーズを読み札にし、絵札に先に触れたほうがその絵札を取れるゲームだ。百人一首のように競技用かるたに採用されていて、全国大会決勝戦はTVで放映されるほどだ。個人戦、団体戦、ペア戦などがある。

「えっ!お姉ちゃんヒーローかるたできるの!?」

目を輝かせてまーちゃんが食いついてきた。

「大会とかじゃなくて、ウチで遊んでたくらいだよ。お母さんに読み札読んでもらって。あとはお正月に親戚集まってしてたなぁ」
「そうなんだ・・・」

先ほどと一転、肩を落として暗い顔になる。

「・・・たっくん、大会、出てくれないのかなぁ。いっぱい練習してきたのに・・・このまま会えなくなっちゃうのかなぁ・・・」

まーちゃんの目にまた涙が浮かんできて、私は慌てて励ましの言葉をかけた。けれども、まーちゃんの顔は晴れることはなかった。

「なまえそろそろ行くぞ」
「え、もうそんな時間?まーちゃんごめんね。私たちそろそろ戻らなきゃ」
「ありがとう、ヒーロー名さん」

休憩時間もあるので別れを告げた。後ろ髪を引かれながらその場を後にしたけど、まーちゃんとたっくんのことが気がかりで何度も後ろを振り返った。
かっちゃんに手首を掴まれて、神社の木陰に連れて行かれた。

「なまえ、昼飯食ってねーだろ。はよ食えや」
「あ・・・」

自分のお昼ご飯を食べ損ねていることにかっちゃんに言われて初めて気がついた。

「早く食わねーと、俺が食うぞ」

顔が近づいてきてペロリと唇を舐められた。ボッと音がして自分の顔が赤くなるのが分かる。手を繋ぐのすら、いつどこで誰が見てるか分からないから躊躇してたのに、かっちゃんはサラッとキスしてきた。慌てて周りを見るけど、みんなおみくじや出店に夢中でこちらのことなんか見向きもしていない。

「い、急いで食べます!」
「時間はまだある。ゆっくり食わねーと喉詰まらせるぞ」

石段に腰掛けて食べ始めた。かっちゃんがどこかに行って、飲み物を片手に戻ってきた。

「あのガキにあげてたろ。これやるわ」
「あ、ありがとう」

気が利くかっちゃんにジーンと感動してたら、横から唇を食べられた。そっぽを向いたかっちゃんの耳がほんのり赤いのは寒さのせいだけではなさそうだ。

かっちゃんとずっと一緒にいられますように。

神様にそうお願いをした。かっちゃんはどんなお願いをしたんだろう。聞いてもきっと教えてくれないだろう。

私の願いも、かっちゃんの願いも叶うといいな。それに、あの子たち仲直りできるといいけど・・・



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