ぼくは立ちすくむこどもになって、なみだの味に舌を濁して、母の手とおなじぬくもりをもとめていた。

(残り4題)




01 きみの残滓におぼれる

02 本当ばかりの青い舌

03 已むに已まれぬ朝ばかり

リノリウムの海を泳ぐ

(H×H / クロロ=ルシルフル *現パロ)



あの星は消えたよ

(utpr / 美風藍)



きっと世界は君を忘れていくので

(逆裁4 / 牙琉響也・牙琉霧人)



冷えたよるの呼吸

(drrr / 門田京平)



きみのナイフはとてつもなくあまい

(pdl / 東堂尽八)



09 そしてゆめがほどけても

夏に沈む

(tns / 千石清純 )




title:徒野



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