SS
short story


::ヘルメット

三成/大学生


「みつなりんめっけー!」


広い図書館の端からこの日も当たらない角の本棚まで私の名前を叫びながら走ってくる


「ねえねえ、まさむーが言ってたんだけどね」


このフレーズで始まる話にまともな話はない

前回は三成ってゲイなの?であったし、その前は毎日AV見てるの?だった

いっそのことゲイであればこいつの顔を見ても胸が苦しくなることなんてないだろうし、毎日AVを見る金があれば目の前にある貧相な体に欲情しなくて済むかもしれない


「みつなりんって私のこと好きなの?」

「ぶはっ!」





ほらみろ、ろくなことがない

伊達を斬滅する許可をぉおおおおおおおおおおお!!!!!



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