お題 | ナノ

｢ほしいならあげるよ｣(仁王雅治&立海)



｢今日はすごいねー｣

｢凄いとか通り越してうぜぇよ､ﾏｼﾞ｣


文句を言うなら､一緒に居なければいいのに｡
なんて､言った瞬間､頭に一発ﾎﾞﾃﾞｨに一発入るから言わねぇけど｡
今日は仁王先輩の誕生日だ｡
だから､学校中(この場合中学だけじゃねぇ立海全体)の女子がざわめいてる｡


｢お前さんからはないん？｣


仁王先輩､とうとう自分から強請った…！
去年は部内でﾊﾟｰﾃｨｰしたからﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄもあったけど､どう見ても今年はなさそうだからか｡


｢ほしいならあげるよ｡何が欲しいの？｣


ﾆﾔﾘと笑ったのは気のせいじゃない｡


｢お前さんが欲しか｣


頼むから俺と丸井先輩がいることを思い出してくれ！



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