お題 | ナノ

花もようのサンダル(真田弦一郎)



「そこ危なぁーいっ!」


その叫び声に振り返れば、勢いよく花柄のサンダルが投げつけられた。


「ごめんね!」


俺にぶつかった花柄のサンダルを履いて、彼女は立ち去る。
一体何だったのか。
そんな彼女と再会するのは数日後の出来事。
花柄のサンダルはよく見るローファーに変わっていた。




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