花火を見つめる横顔(柳蓮二) 花火の光に照らされた柳をぼんやりと見上げる。当の柳は見られているのをわかっているのかいないのか、次々と打ち上がる花火を見上げていた。「ねぇ」「なんだ?」「綺麗だね」「あぁ」花火を見る柳の横顔が綺麗だった。普段は開かれない切れ長の目の奥が、花火でチラチラと色が変わる。「柳好「お前を好きだ」被さった台詞はお互いが同じことを言いたかった証。(c)ひよこ屋 人気急上昇中のBL小説BL小説 BLove - ナノ -