黒狐少女の物語破壊 2011/10/06/19:16(comment) 狐の終わりなき旅路で魔法に行かせたい。 狐の相性の問題で、軋識(軋騎)オチは確定なので、リアル→OP→戯言→魔法な展開希望。 それこそ、狂愛授業で弐架には意識不明させる予定なので、その間に実はトリップしてましたな話でもいい。 気付いたら、ホグワーツ行きの列車の中とかで、あれよあれよと組分けされたり。 あ、弐架は親世代で、子世代は教師の中にいたりしたり。 レギュと同級生で獅子寮。 イズメが獅子寮で親世代と同級生、ちなみに悪戯仕掛人の仲間。 トーヤは蛇寮で親世代と同級生。 弐架は無限限界を持ってなくてこの世界で自主制作を余儀なくされるけど、曲絃糸は常備。 なので、趣味綾取り状態。 軋識(軋騎)に依存してる傾向があるので、戯言世界に通じるものを手放せなくて曲絃糸常備だし、少し泣き虫傾向。 ずっと時空間系の魔法の研究をして、帰る為に探している。 一応というか弐架が物理的攻撃に対して結構強いので、賢者の石時点で帝王にかなりのダメージを与えて、なんでかアズカバン時点で帝王倒してしまって、なにこの原作破壊的な。 レギュが親友なのでレギュ救済な上に、優しくしてくれた先輩であるリリーを死なせるわけないので、ポッター夫妻は秘密裏に生きていたりで、それは帝王倒した時にでも公表。 魔法世界の人達は弐架の事情なんて知らないから、シリウスが弐架を好きだとかで皆は応援してたらいい。 だけど、弐架は戯言世界に恋人いるから正直先輩後輩以外の関係を作る気はない。 魔法研究とか関係なく、ある日突然帰ればいいし。 ほら、意識不明なだけだったし。 ◎ ◎ ◎ 「私すっごく我慢しましたよね?どんなに先輩達が傷付けられても一切手は出しませんでしたし。ね?私は物凄く我慢してきましたよね?」 綾取りを続ける少女といっても過言ではない女性は話し続ける。 彼女の容姿は間違いなく幼い。 それは欧米人ばかりがいる所為でそう見えるだけであるが、彼女にはそう見えていようが正直なところどうだってよかった。 「そう、すごく我慢したんですよ」 言い聞かせるような声音は食堂によく響いた。 仕方ないのかもしれない。 普段あまり喋らず淡々と割り当てられた仕事をこなす彼女が私語を始めた瞬間から、食堂にいた全員が彼女に注目していたのだから。 話をしていても、彼女の手は綾取りを続けており、その手が止まる様子はない。 「だから、もういいかなぁって思うわけですよ。まぁいーくんの言葉を借りるなら戯言でしかないんですけど、でも、こんなに不愉快な戯言はいくらいーくんでも使いませんけどね。そんなことはどうだっていいんです。私ね、怒ってるんです。ねぇなんで怒ってるかわかりますか?あなたの所為なんですよ?」 マシンガントークという程に早いものではなかったし、誰かが口を挟もうとすれば口を挟めるものだったが、誰一人として口を挟もうとはしなかった。 彼女の言葉が途切れた瞬間、ロンの傍にいたスキャバーズが独りでに浮き上がった。 誰かが魔法を使っている様子もなく浮き上がったそれに、皆が注目する。 「あなたを先輩だなんて呼びませんよ、私は。どうすれば呼べますか?私の先輩を騙し、私の先輩達を殺そうとした人間をどうすれば先輩だなんて呼べますか?ねぇピーター・ペテグリュー、教えてくださいよ」 変身を解除する魔法をかけたのはいつの間にか、彼女の後ろに立っていた黒髪の美青年だった。 魔法をかけられたスキャバーズは瞬く間に小男へと変わる。 変わったが、男が床に落ちることはなく、いまだに宙に浮いていた。 ◎ ◎ ◎ まぁ浮かせたもなにも曲絃糸を使用したにすぎないんですが。 まぁ曲絃糸の存在を知らない魔法世界の人間にはビックリでしょうね。 黒髪の美青年はレギュです。 この時、トーヤとイズメは獅子寮前でシリウスを待ち伏せしてます。 だって、これハロウィンの話! ← back → |