WW 2012/06/19/22:00(comment) アニメ化で調子に乗ってみるパート3。 キセキがキセキと呼ばれる前、キセキよりも遥かに早く才能を開花しながらも、バスケ部を辞めた少年がいた。 なんて煽りで、始めたい。 WWはダブル ホワイトの略で。 苗字固定で白鴎 慶輔(はくおう けいすけ)が一応の主人公。 相棒的親友が医療系担当マネージャーだった白媛 小菊(しらひめ こぎく)ちゃん。 友情夢か花宮オチという特殊系にしたいです。 あくまでオリキャラ扱いなので、小菊は一回りくらい年上の彼氏がいる設定。 〇 〇 〇 白を司る少年は笑った。 「帝光に玉座は二つもいらない」 赤を司る少年は途端に表情を強張らせる。 「だから、オレは辞める」 二人の傍で静かにお菓子を頬張っていた少年は目を伏せた。 「白鴎、お前」 「王様は征十郎だけでいい。そうだろ?」 笑う白。 もう一人の白は二人の会話を聞いている筈なのに、何事もないかのように救急箱の中身を点検している。 「……あぁ」 赤が搾り出した声は、苦しい肯定。 そうして、帝光中学バスケットボール部から白が消えた。 白が消えた後、彼らはキセキの世代と呼ばれ始める。 そして、今、キセキ同士がぶつかっている。 別々に進学した彼らに敵うのは彼らでしかない。 「小菊、賭けようか」 「ハクちゃんと賭けとか、あっちゃんとの賭けと同じくらい嫌だ」 「内容は簡単だ。テツが俺達の元に来るか否か」 「黒ちゃんかー」 「あぁ」 「それさ、賭けにならないよね。だってさ、黒ちゃんは来るもん、絶対」 桐皇vs海常の試合終了を知らせるブザーが会場に鳴り響いた。 「あ〜あ、黄瀬ちゃん負けちゃったや」 「そうだな」 「青ちゃんとか、ホントいい加減負ければいいのに」 ▲ ▲ ▲ 最強主です。 色々ネタバレ的な設定は以下です。 ▼白鴎 慶輔 ハクとか慶ちゃんとか呼ばれてる。 花宮とは母方の又従兄弟。 赤司とは小学生の頃からの付き合い。 幼い頃に母親が無理心中を起こしたが、最後の最後にやっぱり息子は殺せないと助けられ生き残った。 身体に傷がある。 ▼白媛 小菊 基本苗字にちゃんを付ける。 でも、慶輔は慶ちゃん。 心中事件で慶輔が運び込まれ現在も通院している病院に母親が勤めていて知り合った。 ちなみに彼氏もその病院に勤めている。 両親公認で16になったら籍を入れる予定さえある。 ▼どうしたいか。 とりあえず、花宮オチの場合、歪みまくった話になるのが目に見えてる。 というか、歪みまくった話を書きたくなった。 友情ENDもそれはそれで赤司に対して盲目的な話になりそうで、なにそれ怖い。 友情ENDていうか、赤司ENDですね、わかります。 ← back → |