にゃんにゃんday

「恭弥〜」
「やだよ」
「え、まだなにも言ってねぇ「やだったらやだよ」
「……」

「きょ「やだよ」
「……」

「話ぐらい聞こうぜ」
「嫌に決まってるだろ。どうせまたくだらない物持ってきて」
「プレゼントだったらどうする?」
「いらない」
「なんでだよ」
「怪しい」

そう言うと恭弥はじっとりした目を俺に向けてきた。どうやら今日の願いは聞き入れてもらえないらしい。

にゃーん
(にゃーんだけでも言って)
(きもい)

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