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セシルが外出してから数時間後、チャイムが鳴った。
ドアを開けるとそこにいたのはセシルと
「初にお目にかかります」
「ハジメマシテ」
「よろしく頼む」
3人の男だった。
―――――
「んじゃまず自己紹介だよネ!」
3人を家に招き入れてすぐ、橙の少年が声をあげる。
「俺は《黄丹》、イオティアリス。イオタって呼んでネ。でこっちが…」
イオタに指された黄色の男が自己紹介を始める。
「私は《山吹》、ガルディス。ガルと呼ばれている」
藍色の青年が続く。
「僕は《縹》、フェン。この刃は主のために…などと言ってみましょうか」
いつもハイテンションなカイレンがさらにハイになり楓斗に抱きつく。
「これで皆ムラクモ入りだね!!」
いつものことなので放っておく。
…ただ放っておけない問題が1つあった。
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