ネタメモ


患者ヒロインが天使になった話。
ある日突然羽が生える。数日前からひどい頭痛と吐き気と背中の痛みがあった。先生に聞いても原因は分からず、気休めにと射たれる痛み止でやり過ごしてようやくよくなったと思った矢先のことだった。ヒロインちゃんの担当看護師であり特別な関係(恋人?)にある三成さまはその姿に驚く。真っ白の大きな羽毛がバサバサと羽音を立てる度に羽が舞って鼻がむず痒い。理解しがたい現状に鼻を覆い眉を顰める三成さまにヒロインちゃんは楽しそうに笑う。「どうです、すごいでしょう?わたしもびっくりしました」「なんだか変な感じです。羽を動かすのってむずかしい」「でもこれなら空を飛べますかね」わくわくと声を弾ませてそういうヒロインちゃんに不快そうに眉間に寄せた皺を濃くして言う。「飛べるものか。立つことすらままならない貴様の何処にそんな力がある。それよりもう横になれ。疲労は毒だ」状況に理解が追い付かないからか、なんなのか、早く寝かしつけて余計なことを考えないようにさせたかった。いつも体の痛みで眠れないからと出している睡眠薬を飲ませてさっさと眠らせる。これで一先ず安心かと、未だ混乱する三成さまは頭を冷やそうとヒロインちゃんの部屋を出た。また明け方に様子を見よう。さっきのあれは妙な幻覚かもしれないと。けれど次に戻った時にはヒロインちゃんは病室にはいない。空いた窓から吹き込む風が散らばった羽毛を踊らせる。慌てて窓の外を覗き込む三成さまの目に映った光景は。
パターンA…雲間から差し込む光の梯。そうか、貴様はいってしまったのか、とただただ呆然とする。結局どうなったのかはとても曖昧で暗いというよりはキラキラした文章にしたい。
パターンB…下を見てどす黒く羽を染めたカラスが死んでいた、みたいななにかしら絶望感醸す表現で暗にヒロインちゃんは飛べなかった。無惨な転落死体を見せる。どんより気分が悪くなる文章にしたい。
パターンC…両方を合わせる。三成さまは下を見ず空ばかりを見て天に羽ばたいていったのだと現実逃避してるんだけど本当は…っていう。上は幻想下は現実って落差?のようなものをつけたい。文章はキラキラ路線だからもしかしたら一番気味悪い感じに出きるかも。

ざっくり書きすぎてなにこの世にも奇妙なホラーって感じですね。いやそういう風にしたいんですけど、とりあえずここでは詰めたい案を書き殴っただけなので小ネタとしてすら楽しめないと思いますすみません…(笑)そして書き殴っておきながらこれまた毎度お馴染み書けたら書くという結局書かないパターンのやつです(開き直り)
ちなみに看護師三成さまと患者ヒロインという設定ですがシリーズで書いてる物とは一切関係無いつもりです。

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