ネタメモ


ものすごく外面のいい猫かぶりヒロインちゃんとそれを見破って嫌悪してる荒北が仲良くなっていく話。
ヒロインちゃんは本当は皮肉屋でわがままで面倒くさがりなおっさんみたいな性格なんだけど、見た目はそこそこ美人で初対面だとすごく大人っぽくみえるから本性だすとドン引かれてしまうという経験を過去何度もしてきたためにだったらもう初めから大人のお姉さんキャラ演じて抜いてやるわと心を閉ざすように。決定打は初めて付き合った人にそんな感じだと思わなかったと心底がっかりされ振られたこと。パッと見だけでどうして内面まで判断するの中身を見て好いてはくれないのと傷付いちゃう。以来誰にでも笑顔で誰にでも優しくノリよく仲良くするようになるけど深い関わりだけは持たなくなる。
荒北は一年のとき同じクラスで当時周囲から腫れ物扱いされてた自分に菩薩のような笑顔でプリントやらノートやらを渡してくれたヒロインちゃんにかわいいなって(わたし的たけのこ北はスレてるけど純情)ときめいてでも自分から話しかけることはいまいち出来ないくて遠目から見ているだけで、そしたら段々ヒロインちゃんは誰にでも同じ笑顔で同じようにしか接してないことに気付きなんだコイツただのいい子チャンかよって嫌悪感抱き始める。(半分は自分に向けてくれた笑顔も所詮ご愛想かってショック受けてるだけ)
一年生では大した接点もないままお互いがお互いに何かしらの印象を持って終わり。関わるのは二年でまたクラスが同じになってから。適当な席決めで隣同士になるヒロインちゃんと荒北。ヒロインちゃんは荒北に猫かぶってると思われてるなんて夢にも思ってないからいつものように作りきった笑顔で「また同じクラスだね、一年間よろしくね」と話しかける。荒北はあからさまな作り笑いをわかってて思ってもねーくせにという苛立ちから一瞥をくれて無視。ヒロインちゃんなにこのブス無視かよと内心イライラ。ここから徐々に険悪なムードに。
隣の席だからなにかしら授業でペアを組むこともあるし日直もある。ヒロインちゃんは一切表に出さず平静を装い常ににこやか寛大な心で接してるように見せてるけど何をするにも非協力的で尚且つ自分のことをあからさまに嫌ってるような荒北の態度に陰でブチギレ。昼休みに誰もいないことを確認して校舎裏の猫こねくりまわしながらひとり愚痴大会。「なんだあの元ヤン野郎ちょっと前までたけのこみたいなだっさいリーゼントだったくせに!わたしが何をしたと!くそ!許さん!ブスめ!今度こっそり靴箱にゴキブリのおもちゃ山ほど詰め込んでビビらせてやる!女子みたいな悲鳴あげて周りにドン引きされてろププー!だっさ!バーカバーカ!」「誰がバカだゴルァ!」「ヒッ!?」「おもちゃくれーでビビんねぇヨ!小学生みたいな発想しやがってオメェのがバカだろバァカ!」「…えーっとぉ、な、なんのことかなあウフフ」「いやもう全部聞こえてたからァ!今更猫かぶってもムダだバァカ!」「…バカバカうるさいわ!あと声でかいんだよこのタケノコヤロー!」ここから始まる二人のスト〜リ〜。不覚にも荒北に本性がバレたことにより荒北の前でだけ素でいるようになるヒロインちゃん。最初はお互いに嫌い合ってるがゆえの口論だったりするけど徐々に打ち解けてきて、素直に口汚く言い合い出来ることも楽しいと思うように。荒北もかわいげなくて自分以外には相変わらずなヒロインちゃんにやっぱりコイツ猫かぶりの性悪女だと思いつつ取り繕ってなくてさばさばしてる素のヒロインちゃんに好感持つようになるしむしろ自分にしか素を見せないところに優越感みたいなものを持つようになる。


というところまで考えましたが疲れました。どうせ書かないだろうし…不毛だ…考えるだけ無駄だ…書かない…絶対書かない…。

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