Gallery/novel | ナノ


trick or treat 〜イタズラな魔女〜(3/4)


「ごちそうさま♪


ん〜大分みのりちゃんもキスが上手くなったけど俺からアメを奪うにはまだまだだな♪」



「はぁ…はぁ…はぁ…。
も〜!冬馬さんてばっ!」


完全に息が上がり力が入らなくなった体を冬馬さんに支えられながら文句を言うとチュッと額にキスが落ちてきた。


結果的には、冬馬さんからアメを奪うことは出来ず、アメはキスの途中に溶けて消えた。


「さ〜てと!美味しい思いもさせて貰ったことだし、お仕事頑張りますか♪



みのりちゃんこれで上がりだっけ?


俺も終われば今日はもう上がりだから…家で待ってて?


あ、それ可愛いから俺から桃瀬さんに言って買い取っとくから…。」


そっと耳元に唇を寄せられ囁きが落とされる


「今夜は好きなだけイタズラさせてやるから楽しみにしてな?」



イタズラされるのが、彼か私か分からないけれど。


今夜もまた、どんなお菓子にも敵わない甘い一夜が訪れる。


fin

⇒お礼文

.


[] [] [back to top]



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -