自問自答

ガチ恋粘着獣、くゆるくんの夢小説
夢主の性別想定なし





くゆるはスマホを手放さない。マナーモードのくゆるのスマホは通知が鳴り止まないし、そのくせ「充電が減る」とか言う。そんだけスマホを震わせておいて電池が減るとか当たり前じゃん。いい加減ツイッターの通知くらい切ればって言ったら切ってくれた。
ツイッターの通知切ってもLINEはたまに鳴ってるし、食事に行けばシャッターを切る。わざわざ向かいに座ってる私の影が映らないように。
「わたしはくゆるの何なの?」
聞きたいけど言い出せない。単なるくゆるがスバルになる前からの同級生。どうして定期的に会いたいって言われるんだろうか。くゆるが寂しがり屋なのは知ってる。私たちは他愛のない会話でフラペチーノやパンケーキのホイップ越しにへらへら笑う。寂しさを埋めるために利用される私は何を望んでいるのだろう。
コズミックみたいに一緒に楽しいことをする仲間?
スバルのことが大好きなファンにしてあげるファンサービス?
帰りの電車の中でスバルのツイッターが更新されていた。私の存在が綺麗にトリミングされたかわいいスイーツ。スバルのツイッター投稿された数々から私の存在は消されていても、私はくゆるの中に居続けるのだろうか。
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