私とツナは幼なじみ。

イタリアに行くと言い出したツナに無理やり付いて来てもう４年、かな。


言葉が通じない国へ付いてくるのはとても不安だった。

でも、それでも付いてこれたのは、それがツナだったから。



それなのに、


「あ…」

「…」


最近では全然会わなくなって、たまに会っても何も話さなくなってしまって。



ねぇ、いつからこんななったんだろうね、ツナ

よそよそしい空気が流れるなんて、想像もしてなかった


…好きだよ、ツナ



みんなやっと仕事に余裕が出来てきたのに、

…昔にもどりたい

なんて、駄目かな。














間違ったのは何処だろう

花梨を危険な目に合わせたくない

それのためなら、自分の気持ちなんか押し殺してみせる