殺人ウイルス





「あ、来た!」
「うそ、どこ?」
「ほら、あそこ」
「ほんとだ!
やっぱ今日もかっこいい〜」
「あー、先輩彼女いるのかな」
「いるでしょー
あの顔だったら」




教室の窓に、ある人を見るため、クラス中の女子が集まる。

ある生徒は頬を染め、またある生徒は見つめたまま動かない。


他の教室も今、同じような状況だろう。

沢田先輩は、もうこの学校にファンクラブあるくらいかっこいいから。




「あ!、今目があった!」
「え、私だよ!」
「違うって、私だよ」
「笑った!」
「えっ、嘘!?」
「もいっかい笑ってくれないかな」



そんな話を聞いてたかのように、沢田先輩はゆっくりと上を向いて…



「キャーー!!」



ふんわりと微笑んだ。




こんなことが毎日あってる学校って…



すごいよね。









殺人ウイルス

その笑顔は殺人級




──────────────

あんまお題関係ないm(_ _)m


でもこういう話
なんか好きw

ツナはすごい!、的な話

「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -