遊戯





肌を伝わる汗と、金属音を響かせて交わる剣。


「…」

「…、」

「…」

「…っ……あー!」


もう一度剣を受けた衝撃で手に鈍い痛みがきて剣が弾きとばされた。




「…ハァ…ハア…」



上がった息はしばらく落ち着きそうにない。

なのにボンゴレは汗すらかいていなくて。



「…もう終わり?」


「うる…さっ…!」



さっと手を服の中に忍ばせて銃を取り出そうとする


が、


いつの間にか後ろにまわったボンゴレに手を拘束されてしまった。



「!?」



「残念でした
もうおしまい」



肩に顔を乗せて囁くボンゴレ。



「…っ」



死ぬ覚悟をしたとき、"それ"は言われた。



「もう君はしんだ
…これからは俺の、婚約者になれ」



そのまま唖然としている私に口付けた。












遊戯

私が命がけで闘っていても、この人には遊びにしかなってなかったらしい



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「見えない臓器の名前は」
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