仕事 結局白蘭と会った後は、9代目のところへは行かず、ボンゴレ本部へ戻ってきた。 「ツナー、今日の俺の仕事なんだっけ?」 「えっとー 隼人とランボと一緒に任務」 「あぁ思い出した! サンキューな、 ツナ」 「ううん、気をつけてね」 「テメー、 そんぐらい覚えとけ!」 朝、それぞれ朝ご飯を食べ終わって行動し始める。 そんな変わらない、いつもの朝。 それは菜乃佳の言葉によって少し変わった。 「菜乃佳の仕事は?」 みんなの動きが一瞬止まる。 「ねぇ… 菜乃佳には仕事、ないの?」 「…菜乃佳、今まで仕事とかあったのか?」 「だって菜乃佳だけ何もしないのって、なんかイヤだもん」 本当は、綱吉たちのお荷物になるのがイヤだからなのだが、それは言わない。 綱吉は少し考える素振りを見せて。 「じゃあ…菜乃佳は俺の書類整理手伝ってよ」 …そういうことじゃなかったんだけどな ま、今度でいっか! 「ツナが構ってくれるならいいよ」 ← → |